ArcSDE アプリケーション サーバ インストール ガイド
このインストール ガイドでは、DB2 用の ArcSDE アプリケーション サーバと管理コマンド ライン ツールのインストールおよびセットアップの手順について説明します。アプリケーション サーバとコマンド ライン ツールの両方(デフォルト)、アプリケーション サーバのみ、またはコマンド ライン ツールのみをインストールできます。
インストール ファイルは、使用している DBMS およびオペレーティング システムごとに用意されています。システムに応じたインストール ファイルをダウンロードして実行してください。
インストールの準備
ArcSDE サービスを設定する前に、データベースをインストールしてジオデータベースを作成する必要があります。アプリケーション サーバをインストールしてサービスを設定する前に、[エンタープライズ ジオデータベースの作成(Create Enterprise Geodatabase)] ジオプロセシング ツール、[エンタープライズ ジオデータベースの有効化(Enable Enterprise Geodatabase)] ジオプロセシング ツール、または Python スクリプトを使用してジオデータベースを作成します。ジオデータベースを作成する手順については、ArcGIS for Server または ArcGIS for Desktop のドキュメントをご参照ください。
ArcSDE 機能をインストールするコンピュータが、最小システム要件を満たしていることも確認してください。これらの要件は、ArcGIS Resource Center で確認できます。
インストールされる内容
アプリケーション サーバをインストールする場合は、ArcSDE サービスを設定するために必要なすべてのファイルがローカル システムにインストールされます。これには、サービスの作成(Windows オペレーティング システム)と開始に必要なコマンド ライン ツール(sdeservice と sdemon)もそれぞれ含まれます。
コマンド ライン ツール機能のインストールでは、すべての ArcSDE 管理コマンド ライン ツールがインストールされます。
すべてのファイルは、ArcSDE のインストール場所として選択した db2exe ディレクトリにインストールされます。
Windows では、コマンド ライン ツールのドキュメントが db2exe の 1 レベル上の Documentation フォルダにインストールされます。Linux または UNIX サーバでは、ドキュメントをインストール ファイルからローカル ドライブで選択したディレクトリに移動します。