CAD へエクスポート(Export to CAD) (変換)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

1 つ以上の入力フィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤと、それらに対応しているテーブルに格納されている値をベースに 1 つ以上の CAD ドローイングを作成します。

使用法

構文

ExportCAD_conversion (in_features, Output_Type, Output_File, {Ignore_FileNames}, {Append_To_Existing}, {Seed_File})
パラメータ説明データ タイプ
in_features
[in_features,...]

ジオメトリが 1 つ以上の CAD ファイルにエクスポートされるフィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤ(あるいはその両方)のコレクション。

Feature Layer
Output_Type

出力ファイルの CAD プラットフォームおよびファイル バージョン。この値は、キー名列またはエイリアス列 CADFile_type に含まれているどの output_type 値も上書きします。タイプには DGN_V8、DWG_R14、DWG_R2000、DWG_R2004、DWG_R2005、DWG_R2007、DWG_R2010、DXF_R14、DXF_R2000、DXF_R2004、DXF_R2005、DXF_R2007、および DXF_R2010 があります。

String
Output_File

目的の出力 CAD ドローイング ファイルのパス。この名前は、入力フィーチャ列またはエイリアス列 DrawingPathName に含まれているどのドローイング名情報も上書きします。

CAD Drawing Dataset
Ignore_FileNames
(オプション)

DrawingPathName を無視するか使用するかを指定します。これにより、CAD エンティティを DrawingPathName で定められた図面に出力するか、DrawingPathName を無視して 1 つの CAD ファイルに追加するかを指定できます。

  • IGNORE_FILENAMES_IN_TABLESドキュメント エンティティ フィールド内のパスを無視し、すべてのエンティティを 1 つの CAD ファイルに出力できるようにします。
  • USE_FILENAMES_IN_TABLESドキュメント エンティティ フィールド内のパスを使用できるようにして、各エンティティのパスが使用されるようにします。これにより、各 CAD パートが別のファイルに書き込まれます。これがデフォルトです。
Boolean
Append_To_Existing
(オプション)

出力を既存の CAD ファイルに追加するかを指定します。これにより、ディスク上の CAD ファイルに情報を追加できるようになります。

  • APPEND_TO_EXISTING_FILES出力ファイルの内容を既存の出力 CAD ファイルに追加できるようになります。既存の CAD ファイルの内容は失われません。
  • OVERWRITE_EXISTING_FILES既存の CAD ファイルの内容が出力ファイルの内容によって上書きされます。これがデフォルトです。
Boolean
Seed_File
(オプション)

既存の CAD ドローイング。このドローイングの内容、ドキュメント プロパティ、およびレイヤ プロパティが、新しいすべての出力 CAD ファイルに使用されます。シード ファイルの CAD プラットフォームと形式バージョンは、Output_Type パラメータで指定した値よりも優先されます。既存の CAD ファイルに追加する場合、シード ドローイングは無視されます。

CAD Drawing Dataset

コードのサンプル

# Name: ExportToCAD.py
# Description: Create an AutoCAD DWG

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set workspace
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
in_features = "C:/data/EditorTutorial.gdb/StudyArea/Buildings"
output_type = "DWG_R2010"
output_file = "c:/data/Buildings.dwg"

try:

    # Process: Export to CAD
    arcpy.ExportCAD_conversion(in_features, output_type, output_file, "USE_FILENAMES_IN_TABLES", "OVERWRITE_EXISTING_FILES", "")

except:

    # If an error occurs while running a tool print the message
    print arcpy.GetMessages()

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
9/14/2013