INFO クエリの構築方法

入力内のすべてのフィーチャは選択セットと未選択セットの 2 つのセットに分類されます。操作の開始時は、すべてのフィーチャが選択されています。INFO クエリを使用して、最終的な選択セットのフィーチャを特定する必要があります。

INFO クエリは、1 つ以上のクエリ アクションのリストです。それぞれのアクションは、以下のいずれかの形式を取る必要があります。

論理式は、論理結合子で結合された、1 つ以上の簡単な条件式から構成されます。

サポートされる論理結合子:

結合子

説明

AND または &

AND で結合された 2 つの簡単な条件式の両方に合致するフィーチャまたはレコードのみを処理します。

OR または |

OR で結合された 2 つの簡単な条件式の片方または両方に合致するフィーチャまたはレコードを処理します。

XOR

XOR で結合された 2 つの簡単な条件式の片方だけに合致するフィーチャまたはレコードのみを処理します。

簡単な条件式は、次の形式を取ります。<オペランド 1> <論理演算子> <オペランド 2>

オペランドは、次のとおりです。

論理演算子:

演算子

説明

EQ または =

オペランド 1 とオペランド 2 が等しい。

NE または <> または ^=

オペランド 1 とオペランド 2 が等しくない。

GE または >=

オペランド 1 がオペランド 2 以上である。

LE または <=

オペランド 1 がオペランド 2 以下である。

GT または >

オペランド 1 がオペランド 2 より大きい。

LT または <

オペランド 1 がオペランド 2 より小さい。

CN

オペランド 1 がオペランド 2 を含む。両方のオペランドは文字オペランドである必要があります。

NC

オペランド 1 がオペランド 2 を含まない。両方のオペランドは文字オペランドである必要があります。

LK

オペランド 1 はオペランド 2 で指定したワイルドカード文字列に似ている。ワイルドカード文字列は * です。これは、長さが任意の文字列を表すために使用されます。たとえば、LK 'M*' は、MAINM1M.1 など、M で始まる任意の文字列と一致します。* を含む文字列と一致させるにいは、オペランドに '^*' を使用します。そのため、オペランド 'M*^*' は、M で始まり * で終わる任意の文字列と一致します。

IN

オペランド 1 がオペランド 2 で指定された定数または文字列のセットに含まれる。この演算子では、オペランド 2 は文字列または定数の値セットである必要があります。

演算は、左から右の順序で実行されます。括弧()を使用して、括弧内にある論理を最初に実行するように指定できます。括弧がネストしている場合、最も内側の処理が最初に実行されます。

各エレメント(オペランド、演算子、結合子、括弧)は、空白で区切る必要があります。

簡単な条件式の中で、算術式を使用できます。

Python で使用できる INFO クエリの例を以下に示します。["RESELECT habitat = 'riparian1' AND area >= 100", "ASELECT status cn 'checked' "].このクエリをツール ダイアログで使用するには、以下の手順に従い、リストのエントリに RESELECT habitat = 'riparian1' AND area >= 100、もう 1 つのエントリに ASELECT status cn 'checked' を入力します。

手順:
    [選択(Select)] ツールまたは [エリミネート(Eliminate)] ツールで INFO クエリを構築するには、次の手順に従います。
  1. [INFO 条件式] フィールドにクエリ アクションを入力します。各クエリ アクションは、最初に RESELECT、ASELECT、または NSELECT を記述します。
  2. [追加] ボタンをクリックして、クエリ アクションをリストに追加します。
  3. すべての INFO クエリをリストに入力するまで、手順 1 と 2 を繰り返します。
  4. 必要に応じて、上矢印と下矢印を使用して、リスト内のクエリ アクションの順序を変更します。
9/14/2013