調整の計算(Compute Adjustments) (データの管理)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

このツールは、モザイク データセットの調整計算を行うために使用します。このツールは、実際の調整値の適用に使用できる収束解のテーブルを作成します。

使用法

構文

ComputeAdjustments_management (in_mosaic_dataset, control_points_features, output_solution_table, {transformation_type}, maximum_residual_value)
パラメータ説明データ タイプ
in_mosaic_dataset

調整する入力モザイク データセット。

Mosaic Layer; Mosaic Dataset
control_points_features

調整計算に使用するコントロール ポイント。

独自の地上コントロール ポイントを使用することも、[タイ ポイントの計算(Compute Tie Points)] ツールから出力されたコントロール ポイントを使用することもできます。

Feature Class; Feature Layer
output_solution_table

調整値を含む出力収束解フィーチャクラス。

Feature Class
transformation_type
(オプション)

モザイク データセットの調整時に使用する変換のタイプを選択します。

  • POLYORDER0ゼロ次多項式はデータをシフトするために使用されます。すでにジオリファレンスされているデータをほんの少しだけずらしたい、というときによく使用されます。ゼロ次多項式シフトに必要なリンクは 1 つだけです。
  • POLYORDER11 次多項式(アフィン)は、単純な平面を入力ポイントに当てはめます。これがデフォルトです。
  • POLYORDER22 次多項式は、やや複雑なサーフェスを入力ポイントに当てはめます。
  • POLYORDER33 次多項式は、さらに複雑なサーフェスを入力ポイントに当てはめます。
String
maximum_residual_value

最大残差値を入力します。この値を下回る残差値のみがソリューション テーブルの計算で使用されます。

Double

コードのサンプル

ComputeAdjustments(調整計算)の例 1(Python ウィンドウ)

以下は、ComputeAdjustments(調整値算)ツールを実行する Python サンプルです。

import arcpy
arcpy.ComputeAdjustments_management("\\serv\folder\CompAdjust.gdb\md_01", \
                                    "\\srvr\wksp\compTiePts.gdb\outCP", \
                                    "\\serv\folder\applyAdjust.gdb\sol", \
                                    "POLYORDER1", 10)
ComputeAdjustments(調整計算)の例 2(スタンドアロン スクリプト)

ComputeAdjustments(調整計算)ツールの Python スクリプトのサンプルを次に示します。

#===========================
#Compute Adjustments
'''Usage: ComputeAdjustments_management(in_mosaic_dataset, control_points_features, 
                                        output_solution_table, {POLYORDER1 | POLYORDER0 | 
                                        POLYORDER2 | POLYORDER3}, {maximum_residual_value})
'''

try:
    import arcpy
    arcpy.env.workspace = "C:/Workspace"

    #Compute adjustment solution table
    mdname = "computeadjust.gdb/md"
    pointfeat = "pointsfeat.shp"
    solutiontbl = "C:/workspace/outsolutiontbl.dbf"
    order = "POLYORDER1"
    maxresidual = ""

    arcpy.ComputeAdjustments_management(mdname, pointfeat, solutiontbl, order, maxresidual)

except:
    print "Compute Adjustments example failed."
    print arcpy.GetMessages()

環境

このツールはジオプロセシング環境を使用していません

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ×
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
9/14/2013