ArcGIS for Desktop での接続ユーザの表示
このトピックは、ArcGIS for Desktop Standard および ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。
ジオデータベース管理者は、ArcGIS for Desktop の [ジオデータベース管理] ダイアログ ボックスで [接続] タブを使用して、ArcSDE ジオデータベースに接続しているユーザを確認することができます。[ジオデータベース管理] ダイアログ ボックスは、カタログ ツリーのデータベース接続から開きます。
[ジオデータベース管理] ダイアログ ボックスの [接続] タブには、以下のプロパティが表示されます。
- ユーザ名:接続ユーザのログイン
- セッション ID:ジオデータベースによってユーザ接続に割り当てられた一意の ID
- 接続タイプ:クライアントによって作成されたジオデータベースへの接続のタイプで、ダイレクト コネクション(直接接続)または ArcSDE サービス(アプリケーション サーバ)のいずれか注意:
バージョン 10 より前のジオデータベースに接続している場合、接続タイプ情報は利用できません。
- クライアント コンピュータ:接続元のコンピュータの名前
- 日付:クライアントがジオデータベースに接続した日時注意:
バージョン 10.1 より前のジオデータベースに接続している場合、日付情報は利用できません。
[接続] タブには、接続の合計数と情報の最終更新時間が表示されます。最新の接続情報に更新するには、[最新の情報に更新] をクリックします。
[ジオデータベース管理] ダイアログ ボックスの [接続] タブに表示される情報は、ジオデータベースに接続しているユーザとコンピュータ、および各セッションが開かれている時間を監視するのに役立ちます。共有ライセンスの数に制限があり、ライセンスを使用しているユーザを把握しておく必要がある場合は、これらの情報が役立ちます。接続ユーザのリストを使用して、ジオデータベースから削除する必要がある孤立したセッションを検出したり、ジオデータベースのアップグレードやサービスまたはデータベースの再起動などのメンテナンス タスクを開始する前に、ログアウトするように通知する必要があるユーザを識別することもできます。
以下の手順では、ArcGIS for Desktop から接続ユーザ セッションのリストにアクセスする方法を説明します。
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ArcMap または ArcCatalog を起動して、ジオデータベースへのデータベース接続を作成します。
ジオデータベース管理者として接続する必要があります。
- カタログ ツリーでデータベース接続を右クリックし、[管理] をポイントして [ジオデータベースの管理] をクリックします。
- [接続] タブをクリックします。
現在ジオデータベースに接続しているすべてのユーザ セッションが表示されます。自分のセッションは、灰色の斜体のテキストで表示されます。
必要な場合は、このダイアログ ボックスでセッションを右クリックし、[ユーザの切断] をクリックしてユーザ セッションを切断できます。ユーザの切断に関するガイドラインと必要な権限の詳細については、使用しているデータベース管理システムに応じた「関連項目」のトピックをご参照ください。