Informix の ArcSDE XML 列

Informix における ArcSDE 10 以降のジオデータベースは、ジオデータベース システム テーブルに ArcSDE XML 列を使用しています。ArcSDE XML 列を使用するには、IBM Informix のフルテキスト検索エクステンションとして、Basic Text Search(BTS)DataBlade モジュールまたは Excalibur Text Search(ETX)DataBlade モジュールのいずれかを使用できるように Informix データベースを構成する必要があります。

推奨構成

Informix 11.70

Informix 11.70 を使用している場合、次の 3 つの DBTUNE パラメータで指定して BTS DataBlade モジュールを利用するデフォルト構成をお勧めします。

パラメータ

デフォルト値

XML_IDX_FULLTEXT_TYPE

"bts"

XML_IDX_FULLTEXT_PARAMS

"delete='deferred'"

XML_IDX_FULLTEXT_STORAGE

""

また、ジオデータベースを作成する前に、Informix サーバの SBSPACENAME 構成パラメータが smart BLOB space に記録されている名前を指定していることを確認してください。Informix 11.70 は、組み込まれている DataBlade モジュールの自動登録をサポートしているため、BTS DataBlade モジュールを Informix データベースに登録する必要はありません。

Informix 11.50

Informix 11.50 を使用している場合、前のセクションで説明した構成と同じデフォルト構成をお勧めします。ただし、ジオデータベースを作成する前に、BTS DataBlade モジュールを Informix データベースに登録して、Informix サーバの SBSPACENAME 構成パラメータが smart BLOB space に記録されている名前を指定していることを確認する必要があります。

BTS v2.0 DataBlade モジュールは、IBM Informix サーバのバージョン 11.50 以降に付属しています。BTS DataBlade モジュールの構成の詳細については、製品のユーザ ガイドとリリース ノートをご参照ください。

その他の構成

ArcSDE for Informix は、ArcSDE XML 列で使用されるフルテキスト検索エクステンションとして、ETX DataBlade モジュールの使用を引き続きサポートしています。

ETX DataBlade を使用するように構成された既存の ArcSDE for Informix 9.3、9.3.1、10 ジオデータベースをアップグレードしている場合、設定されている構成は引き続き機能します。

ArcSDE XML 列をサポートするフルテキスト検索エクステンションとして ETX DataBlade モジュールを使用するように、新しい ArcSDE for Informix ジオデータベースを構成することはお勧めしません。

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9/14/2013