Oracle に格納されたジオデータベースのシステム テーブル

ジオデータベースのシステム テーブルは、ジオデータベースの振舞いを施行し、ジオデータベースに関する情報を格納し、ジオデータベースに格納されたデータを追跡します。

View a diagram of the ArcSDE geodatabase system tables.

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ArcGIS ソフトウェア以外のものを使用して システム テーブルとその内容を変更することはできません。ただし、SQL を使用してシステム テーブルの内容を表示することはできます。

COLUMN_REGISTRY

COLUMN_REGISTRY テーブルは、すべての登録された列を管理します。

注意注意:

SQL インタフェースを使用して列の定義を変更した場合、COLUMN_REGISTRY テーブル内のレコードは更新されません。このことが原因で、以降のデータのエクスポートに失敗することがあります。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

TABLE_NAME

NVARCHAR2(160)

登録済みの列が含まれているテーブルの名前

NOT NULL

OWNER

NVARCHAR2(32)

列の存在するテーブルの所有者(テーブルを作成したユーザ)

NOT NULL

COLUMN_NAME

NVARCHAR2(32)

登録済みの列の名前

NOT NULL

SDE_TYPE

NUMBER(38)

列のデータ タイプのコード。設定可能な値と定義には次のようなものがあります。

  • 1 = SE_INT16_TYPE - 2 バイト整数
  • 2 = SE_INT32_TYPE - 4 バイト整数
  • 3 = SE_FLOAT32_TYPE - 4 バイト浮動小数点
  • 4 = SE_FLOAT64_TYPE - 8 バイト浮動小数点
  • 5 = SE_STRING_TYPE - Null で終わる文字の配列
  • 6 = SE_BLOB_TYPE - 可変長データ
  • 7 = SE_DATE_TYPE - 構造化された時間と日付
  • 8 = SE_SHAPE_TYPE - シェープ ジオメトリ(SE_SHAPE)
  • 9 = SE_RASTER_TYPE - ラスタ
  • 10 = SE_XML_TYPE - XML ドキュメント
  • 11 = SE_INT64_TYPE - 8 バイト整数
  • 12 = SE_UUID_TYPE - ユニバーサル ユニーク識別子
  • 13 = SE_CLOB_TYPE - 文字型の可変長データ
  • 14 = SE_NSTRING_TYPE - Unicode の Null で終わる文字の配列
  • 15 = SE_NCLOB_TYPE - Unicode の CLOB
  • 20 = SE_POINT_TYPE - ポイントのユーザ定義タイプ
  • 21 = SE_CURVE_TYPE - ラインストリングのユーザ定義タイプ
  • 22 = SE_LINESTRING_TYPE - ラインストリングのユーザ定義タイプ
  • 23 = SE_SURFACE_TYPE - ポリゴンのユーザ定義タイプ
  • 24 = SE_POLYGON_TYPE - ポリゴンのユーザ定義タイプ
  • 25 = SE_GEOMETRYCOLLECTION_TYPE - マルチポイントのユーザ定義タイプ
  • 26 = SE_MULTISURFACE_TYPE - ラインストリングのユーザ定義タイプ
  • 27 = SE_MULTICURVE_TYPE - ラインストリングのユーザ定義タイプ
  • 28 = SE_MULTIPOINT_TYPE - マルチポイントのユーザ定義タイプ
  • 29 = SE_MULTILINESTRING_TYPE - マルチラインストリングのユーザ定義タイプ
  • 30 = SE_MULTIPOLYGON_TYPE - マルチポリゴンのユーザ定義タイプ
  • 31 = SE_GEOMETRY_TYPE - ジオメトリのユーザ定義タイプ

COLUMN_SIZE

NUMBER(38)

登録済みの列の値の長さ

DECIMAL_DIGITS

NUMBER(38)

列の値の小数点以下の整数の数

DESCRIPTION

NVARCHAR2(65)

列のタイプの説明

OBJECT_FLAGS

NUMBER(38)

次に示すような、列のプロパティを格納します。

  • RowID の有無
  • ArcSDE によって制御される RowID 列
  • NULL の許可
  • Oracle LONG RAW データの格納
  • BLOB データの格納
  • CLOB データの格納
  • ST_Geometry ジオメトリ データの格納
  • バイナリ ジオメトリ データの格納
  • ユーザ定義タイプのジオメトリ データの格納
  • Oracle LOB ジオメトリ データの格納
  • バイナリ ラスタ データの格納
  • ユーザ定義タイプのラスタ データの格納
  • XML データの格納
  • 日付の格納
  • 時刻の格納
  • タイムスタンプの格納
  • Unicode 文字列の格納

NOT NULL

OBJECT_ID

NUMBER(38)

列がラスタ列である場合は RASTER_COLUMNS テーブルの RASTERCOLUMN_ID に設定され、列がジオメトリ列である場合は LAYERS テーブルの LAYER_ID に設定される。

COMPRESS_LOG

COMPRESS_LOG テーブルは、ジオデータベースで実行されるすべての圧縮操作を追跡します。

注意注意:

このテーブルは、ジオデータベースを最初に圧縮したときに作成されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SDE_ID

NUMBER(38)

圧縮処理のプロセス ID 番号であり、PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照する。

NOT NULL

SERVER_ID

NUMBER(38)

圧縮処理を実行した、または実行している ArcSDE サーバ プロセスのシステム プロセス ID

NOT NULL

NOT NULL

DIRECT_CONNECT

VARCHAR2(1)

Y(はい)または N(いいえ)で、クライアントがジオデータベースにダイレクト コネクションを使用したかどうかを示す

NOT NULL

COMPRESS_START

DATE

圧縮処理が開始された日付と時刻

NOT NULL

START_STATE_COUNT

NUMBER(38)

圧縮開始時に存在しているステートの数

NOT NULL

COMPRESS_END

DATE

圧縮操作の完了した日時

END_STATE_COUNT

NUMBER(38)

圧縮操作後に残存しているステートの数

COMPRESS_STATUS

NVARCHAR2(20)

圧縮操作が正常に実行されたかどうかを示す

DBTUNE

DBTUNE テーブルには、フィーチャクラスなどの ArcSDE データ オブジェクトのコンフィグレーション キーワードが格納されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

KEYWORD

NVARCHAR2(32)

コンフィグレーション キーワード

NOT NULL

PARAMETER

NVARCHAR2(32)

コンフィグレーション パラメータ

NOT NULL

CONFIG_STRING

NCLOB

コンフィグレーション パラメータの値

GDB_ITEMRELATIONSHIPS

GDB_ITEMRELATIONSHIPS テーブルには、GDB_ITEMS テーブル内のオブジェクトの関連付け方法に関する情報が格納されます。たとえば、このテーブルではフィーチャ データセットとレプリカが追跡されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

OBJECTID

NUMBER(38)

行の一意な ID

NOT NULL

UUID

CHARACTER(38)

アイテムの一意な ID

NOT NULL

TYPE

CHARACTER(38)

GDB_ITEMRELATIONSHIPTYPES テーブルの UUID に対応

NOT NULL

ORIGINID

CHARACTER(38)

GDB_ITEMS テーブルの UUID に対応

NOT NULL

DESTID

CHARACTER(38)

GDB_ITEMS テーブルの UUID に対応

NOT NULL

ATTRIBUTES

BLOB

属性ペアを表すプロパティ セット

PROPERTIES

NUMBER(38)

アイテム プロパティのビットマスク

GDB_ITEMRELATIONSHIPTYPES

GDB_ITEMRELATIONSHIPTYPES テーブルは、GDB_ITEMS テーブルのオブジェクト間に存在するリレーションシップのタイプに関するデータを保持します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

OBJECTID

NUMBER(38)

行の一意な ID

NOT NULL

UUID

CHARACTER(38)

アイテムの一意な ID

NOT NULL

NAME

NVARCHAR2(226)

リレーションシップ タイプの名前。次の値が含まれます。

  • DatasetInFeatureDataset
  • DatasetInFolder
  • DatasetOfReplicaDataset
  • DatasetsRelatedThrough
  • DomainInDataset
  • FeatureClassInGeometricNetwork
  • FeatureClassInNetworkDataset
  • FeatureClassInParcelFabric
  • FeatureClassInTerrain
  • FeatureClassInTopology
  • FolderInFolder
  • ItemInFolder
  • ReplicaDatasetInReplica
  • RepresentationOfFeatureClass
  • TableInParcelFabric

NOT NULL

FORWARDLABEL

NVARCHAR2(226)

関連元アイテムの関係からリレーションシップを説明するラベル

BACKWARDLABEL

NVARCHAR2(226)

関連先アイテムとの関係からリレーションシップを説明するラベル

ORIGITEMTYPEID

CHARACTER(38)

GDB_ITEMTYPES テーブルの UUID に対応

NOT NULL

DESTITEMTYPEID

CHARACTER(38)

GDB_ITEMTYPES テーブルの UUID に対応

NOT NULL

ISCONTAINMENT

NUMBER(4)

関連元アイテムの存在が関連先オブジェクトの存在を制御するかどうかを示す

GDB_ITEMS

アイテムとは ArcGIS システムで使用されるオブジェクトで、インデックスを作成したり検索することができます。テーブル、ドメイン、トポロジ、ネットワークなどが含まれます。GDB_ITEMS テーブルは、ジオデータベースに格納されるすべてのアイテムに関する情報を保持します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

OBJECTID

NUMBER(38)

行の一意な ID

NOT NULL

UUID

CHARACTER(38)

アイテムの一意な ID

NOT NULL

TYPE

CHARACTER(38)

GDB_ITEMTYPES テーブルの UUID に対応

NOT NULL

NAME

NVARCHAR2(226)

アイテムの名前(論理)

PHYSICALNAME

NVARCHAR2(226)

アイテムの完全修飾名

PATH

NVARCHAR2(512)

アイテムに対する一意な相対パス

URL

NVARCHAR2(255)

アイテムに関連付けられた URL(カタログ サービスで使用)

PROPERTIES

NUMBER(38)

アイテム プロパティのビットマスク

DEFAULTS

BLOB

シリアライズされたレンダラ、フィーチャクラスのシンボル、テーブルの列幅、色、フォントなど、元になるデータセットから独立したアイテムの情報

DATASETSUBTYPE1

NUMBER(38)

テーブルのフィーチャ タイプを示す

フィーチャクラスとラスタ カタログについては、次の値が設定可能です。

  • Null
  • 1 = シンプル フィーチャ
  • 7 = シンプル ジャンクション フィーチャ
  • 8 = シンプル エッジ
  • 10 = コンプレックス エッジ
  • 11 = アノテーション フィーチャ
  • 13 = ディメンション フィーチャ
  • 14 = ラスタ カタログ アイテム

リレーションシップ クラスの場合、リレーションシップ クラスの基数が格納されます。設定可能な値は次のとおりです。

  • 1 = 1:1
  • 2 = 1:M
  • 3 = M:N

トポロジの場合、この列にはトポロジ ID が格納されます。

DATASETSUBTYPE2

NUMBER(38)

テーブルのジオメトリ タイプを示す

フィーチャクラスとラスタ カタログについては、次の値が設定可能です。

  • Null
  • 1 = 単一の 0 次元のジオメトリ
  • 2 = ポイントの順序付きのコレクション
  • 3 = パスの順序付きのコレクション
  • 4 = 包含のリレーションシップで順序付けされたリングのコレクション
  • 9 = サーフェス パッチのコレクション

リレーションシップ クラスでは、この列の値はリレーションシップ クラスが属性付きかどうかを示します。値は、0(属性なし)または 1(属性付き)のいずれかです。

DATASETINFO1

NVARCHAR2(255)

フィーチャクラスの Shape フィールド名を格納

DATASETINFO2

NVARCHAR2(255)

トポロジに属しているフィーチャクラスの情報を格納

DEFINITION

NUMBER(38)

アイテムに関する情報を格納

DOCUMENTATION

NUMBER(38)

アイテムのデータ定義(メタデータ)

ITEMINFO

NUMBER(38)

元になるデータセットから独立したアイテムの情報(シンボルなど)を格納

SHAPE

ST_GEOMETRY

アイテムの空間範囲

GDB_ITEMTYPES

GDB_ITEMTYPES テーブルは、GDB_ITEMS テーブル内の各アイテムのオブジェクト タイプに関する情報を格納します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

OBJECTID

NUMBER(38)

行の一意な ID

NOT NULL

UUID

CHARACTER(38)

アイテムの一意な ID

NOT NULL

PARENTTYPEID

CHARACTER(38)

この(GDB_ITEMTYPES)テーブルの UUID に対応

NOT NULL

NAME

NVARCHAR2(226)

アイテム タイプの名前。次の値が含まれます。

  • AbstractTable
  • Catalog Dataset
  • Coded Value Domain
  • Dataset
  • Domain
  • Extension Dataset
  • Feature Class
  • Feature Dataset
  • Folder
  • Geometric Network
  • Historical Marker
  • Item
  • Mosaic Dataset
  • Network Dataset
  • Parcel Fabric
  • Range Domain
  • Raster Catalog
  • Raster Dataset
  • Relationship Class
  • Replica
  • Replica Dataset
  • Representation Class
  • リソース
  • Schematic Dataset
  • Survey Dataset
  • Table
  • Terrain
  • Tin
  • Toolbox
  • Topology
  • Workspace
  • Workspace Extension

NOT NULL

GDB_REPLICALOG

レプリカのエクスポートまたはインポートが変更されるたびに、操作に関する情報が GDB_REPLICALOG テーブルに格納されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

ID

NUMBER(38)

行の一意な ID

NOT NULL

REPLICAID

NUMBER(38)

GDB_ITEMS テーブルの OBJECTID フィールドに対応

NOT NULL

EVENT

NUMBER(38)

インポート(1)とエクスポート(2)のどちらがログ記録されたのかを示します。

ERRORCODE

NUMBER(38)

イベントに関連付けられたエラー コード。開発者ヘルプを検索して、エラーに関連付けられた説明を取得できます。イベントが正常に終了した場合は、成功のエラー コードが返されます。

NOT NULL

LOGDATE

DATE

イベントが発生した日付

NOT NULL

SOURCEBEGINGEN

NUMBER(38)

1 つのイベント内で複数の世代のデータ変更がインポートまたはエクスポートされる場合があります。この値は、必要とされる変更の最初の世代の世代番号を示します。たとえば、世代 1 ~ 3 がインポートされた場合、このフィールドの値は 1 になります。

NOT NULL

SOURCEENDGEN

NUMBER(38)

1 つのイベント内で複数の世代のデータ変更がインポートまたはエクスポートされる場合があります。この値は、必要とされる変更の最後の世代の世代番号を示します。たとえば、世代 1 ~ 3 がインポートされた場合、このフィールドの値は 3 になります。

NOT NULL

TARGETGEN

NUMBER(38)

変更の適用される世代。この値を使用して、変更がターゲット レプリカ内の適切なバージョンに適用されるようにします。

NOT NULL

GDB_TABLES_LAST_MODIFIED

GDB_TABLES_LAST_MODIFIED テーブルは、クライアント アプリケーションにジオデータベース システム テーブルがキャッシュされた際の整合チェックに使用します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

TABLE_NAME

NVARCHAR2(160)

変更されたジオデータベース システム テーブルの名前

NOT NULL

LAST_MODIFIED_COUNT

NUMBER(38)

システム テーブルが変更された回数。この値は変更が行われるたびに 1 増加します。

NOT NULL

GEOMETRY_COLUMNS

GEOMETRY_COLUMNS テーブルには、OpenGIS SQL 仕様に準拠するデータベースのジオメトリ タイプの列ごとに行が 1 つ格納されます。ArcSDE は、これを書き込み専用のテーブルとして扱います。ArcSDE がこのテーブルにアクセスするのは、OpenGIS SQL データ形式を使用するレイヤが追加または削除された場合だけです。このテーブルは、OpenGIS SQL 仕様に基づいて定義され、ArcSDE で管理されないジオメトリ列を使用する他のアプリケーションによって更新される場合があります。OpenGIS に準拠する形式で新しいジオメトリ列が作成されると、完全修飾名のテーブル、列名、空間参照 ID(SRID)が GEOMETRY_COLUMNS テーブルに追加されます。

各 Geometry 列には空間参照系が関連付けられます。ArcSDE は、各空間参照系に関する情報を SPATIAL_REFERENCES テーブルに格納します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

F_TABLE_CATALOG

NVARCHAR2(32)

フィーチャ テーブルが格納されているデータベース。

F_TABLE_SCHEMA

NVARCHAR2(32)

ビジネス テーブルが格納されているスキーマ。

NOT NULL

F_TABLE_NAME

NVARCHAR2(160)

データセットのビジネス テーブルの名前。

NOT NULL

F_GEOMETRY_COLUMN

NVARCHAR2(32)

ビジネス テーブルのジオメトリ列の名前。

NOT NULL

G_TABLE_CATALOG

NVARCHAR2(32)

Geometry 列が格納されているデータベース。

G_TABLE_SCHEMA

NVARCHAR2(32)

Geometry 列が含まれているテーブルのスキーマ。

NOT NULL

G_TABLE_NAME

NVARCHAR2(160)

ジオメトリ列が含まれているテーブルの名前。

NOT NULL

STORAGE_TYPE

NUMBER(38)

ジオメトリの格納タイプを示すコード。WKB、WKT、BINARY、SDO_GEOMETRY のいずれかを表します。

GEOMETRY_TYPE

NUMBER(38)

列が格納するジオメトリ タイプを示すコード。ポイント、マルチポイント、ラインストリング、マルチラインストリング、ポリゴン、マルチポリゴンのいずれかを表します。

COORD_DIMENSION

NUMBER(38)

座標の次元のコード:

  • 0 = ポイント
  • 1 = リニア
  • 2 = 面積

MAX_PPR

NUMBER(38)

行あたりの最大ポイント数(ArcSDE では使用されなくなっている)。

SRID

NUMBER(38)

空間参照 ID。

NOT NULL

INSTANCES

INSTANCES テーブルは、(SDE 以外の)ユーザのスキーマに格納されたジオデータベースを管理するために使用します。このテーブルは、マスタ SDE ジオデータベースに格納されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

INSTANCE_ID

NUMBER(38)

ユーザ スキーマ ジオデータベースの主キーに割り当てられた一意の ID。

NOT NULL

INSTANCE_NAME

NVARCHAR2(32)

ユーザ スキーマ ジオデータベースの名前。

NOT NULL

CREATION_DATE

DATE

ジオデータベースがユーザのスキーマに作成された日付。

NOT NULL

STATUS

NUMBER(38)

ユーザが所有するジオデータベースの現在のステータス。以下の 3 つの値のいずれかを含む。

  • 1 = ジオデータベースは開いており、現在接続を受け付ける状態です。
  • 2 = ジオデータベースは一時停止または停止しており、現在接続を受け付けない状態です。
  • 3 = インスタンスは DBMS への接続を閉じています。

NOT NULL

TIME_LAST_MODIFIED

DATE

ユーザ スキーマ ジオデータベースの最終更新日。

NOT NULL

LAYER_LOCKS

LAYER_LOCKS テーブルは、フィーチャクラスのロックを維持します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SDE_ID

NUMBER(38)

レイヤをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの sde_id 列に対応。

NOT NULL

LAYER_ID

NUMBER(38)

LAYERS テーブルの layer_id フィールドに相当する。

NOT NULL

AUTOLOCK

CHARACTER(1)

レイヤ ロックが内部で設定されている場合は 1、レイヤ ロックがアプリケーションによって設定されている場合は 0 に設定する。

NOT NULL

LOCK_TYPE

CHARACTER(1)

レイヤ ロックのタイプは次のいずれかになります。

  • 0 = レイヤ全体の読み取りロック
  • 1 = レイヤ全体の書き込みロック
  • 2 = レイヤ内の特定エリアの読み取りロック
  • 3 = レイヤ内の特定エリアの書き込みロック
  • 4 = レイヤの自動ロック

NOT NULL

MINX

NUMBER(38)

エリア ロック中にロックされたエリア内でフィーチャを定義するために使用するバウンディング ボックスの X 座標の最小値

MINY

NUMBER(38)

エリア ロック中にロックされたエリア内でフィーチャを定義するために使用するバウンディング ボックスの Y 座標の最小値

MAXX

NUMBER(38)

エリア ロック中にロックされたエリア内でフィーチャを定義するために使用するバウンディング ボックスの X 座標の最大値

MAXY

NUMBER(38)

エリア ロック時にロックされるエリア内のフィーチャを定義するために使用されるバウンディング ボックスの Y 座標の最大値

LOCK_TIME

DATE

レイヤ ロックが取得された日時

NOT NULL

LAYER_STATS

LAYER_STATS テーブルは、バージョン対応とバージョン非対応の両方のフィーチャクラスの統計情報を管理します。これらの統計情報は、ジオデータベースの統計情報を更新したときに生成されます。特定のジオプロセシング ツールが統計情報を使用して、タイル化処理を使用するかどうか評価します。

LAYER_STATS テーブルは、レイヤ ID により LAYERS テーブルに関連付けられます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

LAYER_ID

NUMBER(38)

レイヤの一意な ID

NOT NULL

MINX

NUMBER(38)

レイヤの X 座標の最小値

NOT NULL

MINY

NUMBER(38)

レイヤの Y 座標の最小値

NOT NULL

MAXX

NUMBER(38)

レイヤの X 座標の最大値

NOT NULL

MAXY

NUMBER(38)

レイヤの Y 座標の最大値

NOT NULL

MINZ

NUMBER(38)

レイヤの Z 座標の最小値

MINM

NUMBER(38)

レイヤの M 座標の最小値

MAXZ

NUMBER(38)

レイヤの Z 座標の最大値

MAXM

NUMBER(38)

レイヤの M 座標の最大値

TOTAL_FEATURES

NUMBER(38)

フィーチャクラス内のフィーチャの総数

NOT NULL

TOTAL_POINTS

NUMBER(38)

フィーチャクラス内のポイント(頂点)の総数

NOT NULL

VERSION_ID

NUMBER(38)

ジオデータベース バージョンの一意な ID

LAST_ANALYZED

DATE

最後にフィーチャクラスが分析され統計情報が更新された日付と時刻

NOT NULL

LAYERS

LAYERS テーブルは、データベース内の各フィーチャクラスに関するデータを管理します。この情報は、空間インデックスの構築と管理、適切なシェープ タイプの保障、データの整合性の維持、座標データの空間参照の格納を行うために役立ちます。

このテーブルには、データベース内の各空間列の行が格納されます。アプリケーションはレイヤ プロパティを使用して、使用可能な空間データ ソースを見つけます。ArcSDE はレイヤ プロパティを使用して、空間列の内容を制限して整合チェックし、ジオメトリ値のインデックスを作成し、関連付けられる DBMS テーブルを適切に作成して管理します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

LAYER_ID

NUMBER(38)

レイヤの一意な ID

NOT NULL

DESCRIPTION

NVARCHAR2(65)

レイヤのユーザ定義の説明

DATABASE_NAME

NVARCHAR2(32)

使用されない

OWNER

NVARCHAR2(32)

レイヤを作成したユーザ

NOT NULL

TABLE_NAME

NVARCHAR2(160)

レイヤのビジネス テーブルの名前

NOT NULL

SPATIAL_COLUMN

NVARCHAR2(32)

レイヤの空間列の名前

EFLAGS

NUMBER(38)

次のレイヤ プロパティを格納します。

  • 単精度または倍精度の座標値の格納
  • 3D 座標の格納
  • メジャー値の格納
  • 自動ロックの有効または無効
  • load-only I/O モードまたは通常の I/O モードのどちらであるか
  • アノテーションの格納
  • CAD データの格納
  • 別のレイヤのビューである
  • 空間インデックスを持たない
  • レイヤ データが格納される DBMS データ タイプ
  • レイヤに指定できる sde タイプ(ポイント、ラインストリング、ポリゴンなど)

LAYER_MASK

NUMBER(38)

レイヤに関する追加の内部プロパティを格納

GSIZE1

FLOAT(64)

最初の空間グリッドのサイズ

GSIZE2

FLOAT(64)

2 つめの空間グリッドのサイズ

GSIZE3

FLOAT(64)

3 つめの空間グリッドのサイズ

MINX

FLOAT(64)

レイヤの X 座標の最小値

MINY

FLOAT(64)

レイヤの Y 座標の最小値

MAXX

FLOAT(64)

レイヤの X 座標の最大値

MAXY

FLOAT(64)

レイヤの Y 座標の最大値

MINZ

FLOAT(64)

レイヤの Z 座標の最小値

MAXZ

FLOAT(64)

レイヤの Z 座標の最大値

MINM

FLOAT(64)

レイヤの M 座標の最小値

MAXM

FLOAT(64)

レイヤの M 座標の最大値

CDATE

NUMBER(38)

レイヤの作成日付

NOT NULL

LAYER_CONFIG

NVARCHAR2(32)

レイヤの作成時に指定されたコンフィグレーション キーワード

OPTIMAL_ARRAY_SIZE

NUMBER(38)

ジオメトリ配列のバッファ サイズ

STATS_DATE

NUMBER(38)

レイヤに対して統計情報が最後に計算された日付

MINIMUM_ID

NUMBER(38)

バイナリ レイヤのフィーチャ ID の最小値

SRID

NUMBER(38)

空間参照 ID 番号。SPATIAL_REFERENCES テーブルの srid 値に対する外部キー。

NOT NULL

BASE_LAYER_ID

NUMBER(38)

実際はビューであるレイヤの、ベース レイヤの layer_id 値を格納

NOT NULL

SECONDARY_SRID

NUMBER(38)

低精度のデータが高精度に変換されたときの、データ投影の高精度座標参照を格納するために使用。

LINEAGES_MODIFIED

LINEAGES_MODIFIED テーブルには、ステート系統 ID とその最新の変更タイム スタンプが含まれています。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

LINEAGE_NAME

NUMBER(38)

STATE_LINEAGES テーブルの LINEAGE_NAME フィールドに対応

NOT NULL

TIME_LAST_MODIFIED

DATE

系統が最後に変更された日時

NOT NULL

METADATA

ロケータを DBMS のジオデータベースに追加すると、ロケータのプロパティごとに METADATA テーブルに行が追加されます。LAYER_STATS テーブルの各行は、ロケータのプロパティを 1 つ定義します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

RECORD_ID

NUMBER(38)

レコードの一意な ID

NOT NULL

OBJECT_NAME

NVARCHAR2(160)

プロパティが属しているロケータの名前。LOCATORS テーブルの name 列への外部キー。

NOT NULL

OBJECT_OWNER

NVARCHAR2(32)

レコードを所有するユーザの名前

NOT NULL

OBJECT_TYPE

NUMBER(38)

ロケータ プロパティでは常に 2

NOT NULL

CLASS_NAME

NVARCHAR2(32)

ロケータ プロパティの値は常に SDE_internal

PROPERTY

NVARCHAR2(32)

ロケータ プロパティの名前

PROP_VALUE

NVARCHAR2(255)

ロケータ プロパティの値

DESCRIPTION

NVARCHAR2(65)

ロケータ プロパティには使用されない

CREATION_DATE

DATE

ロケータ プロパティの作成日時

NOT NULL

MVTABLES_MODIFIED

MVTABLES_MODIFIED テーブルは、各データベースのステートで変更されたすべてのテーブルのリストを維持します。この情報によって、データベースのバージョンまたはステート間で競合が発生していないかすばやく判別することができます。

MVTABLES_MODIFIED テーブルは、ステートで変更されたすべてのテーブルのレコードを維持します。この情報によってアプリケーションは、データベース内のバージョンおよびステート間で発生する可能性のある競合をリコンサイルするときに、変更内容を確認する必要のあるテーブルを決定できます。

フィーチャクラスまたはテーブルをステート内で変更すると、常に MVTABLES_MODIFIED テーブルに新しいエントリが作成されます。2 つのバージョンをリコンサイルするとき、プロセスの最初のステップでは、これらの 2 つのバージョンが参照するステート(現在の編集バージョンのステートと、ターゲット バージョンのステート)を識別します。これらのステートから、これら 2 つのバージョンのステート系統をたどって追跡することで、共通の上位ステートが特定されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

STATE_ID

NUMBER(38)

このテーブルが変更されたステートの ID。STATES テーブルの ID 列に対応。

NOT NULL

REGISTRATION_ID

NUMBER(38)

ステート内で変更されたテーブルの登録 ID。TABLE_REGISTRY テーブルの REGISTRATION_ID に相当する。

NOT NULL

OBJECT_LOCKS

OBJECT_LOCKS テーブルは、ジオデータベース オブジェクトのロックを維持します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SDE_ID

NUMBER(38)

ジオデータベース オブジェクトをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照します。

NOT NULL

OBJECT_ID

NUMBER(38)

影響を受けるデータセットの ID。

NOT NULL

OBJECT_TYPE

NUMBER(38)

オブジェクト ロックのタイプ。たとえば、内部アプリケーションによって使用される version、state_tree ロック。

NOT NULL

APPLICATION_ID

NUMBER(38)

アプリケーションの一意な ID。

NOT NULL

AUTOLOCK

CHARACTER(1)

レイヤ ロックが内部で設定されている場合は 1、レイヤ ロックがアプリケーションによって設定されている場合は 0 に設定する。

NOT NULL

LOCK_TYPE

CHARACTER(1)

オブジェクト ロックのタイプ。S = 共有、E = 排他

NOT NULL

LOCK_TIME

DATE

オブジェクト ロックが取得された日時

NOT NULL

PROCESS_INFORMATION

PROCESS_INFORMATION テーブルは、セッションがアクティブだったときの読み取りレコード数や書き込みレコード数など、ArcSDE セッションの統計情報を収集します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SDE_ID

NUMBER(38)

プロセスの識別番号

NOT NULL

SERVER_ID

NUMBER(38)

サーバ プロセスのオペレーティング システム プロセス ID

NOT NULL

AUDSID

NUMBER(38)

gsrvr プロセス ID

NOT NULL

START_TIME

DATE

プロセスの開始日時

NOT NULL

RCOUNT

NUMBER(38)

読み取りの処理回数

NOT NULL

WCOUNT

NUMBER(38)

書き込みの処理回数

NOT NULL

OPCOUNT

NUMBER(38)

プロセスの実行操作回数

NOT NULL

NUMLOCKS

NUMBER(38)

プロセスが現在開いているロックの数

NOT NULL

FB_PARTIAL

NUMBER(38)

プロセスによって送信された部分フィーチャの総数

NOT NULL

FB_COUNT

NUMBER(38)

プロセスによって読み込まれたバッファの総数

NOT NULL

FB_FCOUNT

NUMBER(38)

プロセスによってバッファリングされたフィーチャの総数

NOT NULL

FB_KBYTES

NUMBER(38)

プロセスによってバッファリングされた合計キロバイト数

NOT NULL

OWNER

NVARCHAR2(30)

接続ユーザの名前

NOT NULL

DIRECT_CONNECT

VARCHAR2(1)

プロセスがダイレクト コネクションによって作成されたかどうかを示す。T(true)、F(false)

NOT NULL

SYSNAME

NVARCHAR2(32)

クライアント コンピュータが実行しているオペレーティング システム

NOT NULL

NODENAME

NVARCHAR2(255)

接続されているクライアント コンピュータ名

NOT NULL

XDR_NEEDED

VARCHAR2(1)

クライアントが XDR を使用して gsrvr と通信しているかどうかを記録する。T(true)、F(false)

NOT NULL

PROXY_YN

VARCHAR2(1)

接続がプロキシ ログインであるかどうかを示します。

PARENT_SDE_ID

NUMBER(38)

プロキシの親ログインの SDE_ID。

RASTER_COLUMNS

RASTER_COLUMNS テーブルには、データベースに格納されたラスタ列のリストが含まれます。

このテーブルは、バンド テーブル、ブロック テーブル、補助テーブル内のラスタ データを参照します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

RASTERCOLUMN_ID

NUMBER(38)

ラスタ列テーブルの主キー

NOT NULL

DESCRIPTION

NVARCHAR2(65)

ラスタ テーブルのユーザ定義の説明

DATABASE_NAME

NVARCHAR2(32)

使用されない

OWNER

NVARCHAR2(32)

ラスタ列のビジネス テーブルの所有者

NOT NULL

TABLE_NAME

NVARCHAR2(160)

ビジネス テーブル名

NOT NULL

RASTER_COLUMN

NVARCHAR2(32)

ラスタ列名

NOT NULL

CDATE

NUMBER(38)

ラスタ列がビジネス テーブルに追加された日付

NOT NULL

CONFIG_KEYWORD

NVARCHAR2(32)

ラスタの作成時に指定された DBTUNE コンフィグレーション パラメータ。ラスタのテーブルとインデックスをデータベースに格納する方法を決定します。

MINIMUM_ID

NUMBER(38)

ラスタの作成時に定義され、ラスタ テーブルの raster_id 列の値を設定

BASE_RASTERCOLUMN_ID

NUMBER(38)

ラスタ列がテーブルではなくビューの一部であるときの、ビューのベース テーブルの rastercolumn_id

NOT NULL

RASTERCOLUMN_MASK

NUMBER(38)

ジオデータベース ラスタの場合 256 に設定

NOT NULL

SRID

NUMBER(38)

空間参照 ID 番号で、SPATIAL_REFERENCES テーブルの SRID を参照

SDE_ARCHIVES

SDE_ARCHIVES テーブルには、ジオデータベースの履歴のメタデータが格納されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

ARCHIVING_REGID

NUMBER(38)

ビジネス テーブルの登録 ID

HISTORY_REGID

NUMBER(38)

アーカイブ テーブルの登録 ID

FROM_DATE

NVARCHAR2(32)

開始日付フィールドの名前

TO_DATE

NVARCHAR2(32)

終了日付フィールドの名前

ARCHIVE_DATE

NUMBER(38)

アーカイブの作成日付

ARCHIVE_FLAGS

NUMBER(38)

現時点では未使用

SDE_LOGFILE_POOL

SDE_LOGFILE_POOL テーブルは、使用するログ ファイルの種類に関係なく、ジオデータベースの最初の作成時に作成されます。ログ ファイル テーブルの詳細については、「Oracle に格納されたジオデータベースのログ ファイル テーブル」をご参照ください。

SDE_TABLES_MODIFIED

SDE_TABLES_MODIFIED テーブルは、システム テーブルに変更が行われた日時を記録します。この情報を使用して、変更されていないテーブルの不要な読み取りをなくします。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

TABLE_NAME

NVARCHAR2(32)

変更された ArcSDE システム テーブルの名前

NOT NULL

TIME_LAST_MODIFIED

DATE

テーブルが変更された日時。

NOT NULL

SDE_XML_COLUMNS

ビジネス テーブルに ArcSDE XML 列を追加すると、XML_COLUMN テーブルに行が 1 つ追加されます。このテーブルは各 ArcSDE ジオデータベースに 1 つ存在します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

COLUMN_ID

NUMBER(38)

XML 列の ID。XML 列の作成時に ArcSDE によって割り当てられます。

NOT NULL

REGISTRATION_ID

NUMBER(38)

XML 列が含まれているビジネス テーブルの ID。これは TABLE_REGISTRY テーブルの REGISTRATION_ID 列に相当します。

NOT NULL

COLUMN_NAME

NVARCHAR2(32)

ビジネス テーブルの XML 列の名前。

NOT NULL

INDEX_ID

NUMBER(38)

XML 列が存在する場合は、関連付けられている XPath インデックスの ID。XML インデックス テーブルへの外部キー。

MINIMUM_ID

NUMBER(38)

個々の XML ドキュメントを識別するためにビジネス テーブルの XML 列で使用される初期値の値

CONFIG_KEYWORD

NVARCHAR2(32)

XML ドキュメント、XML XPath インデックス テーブル、そのテーブルで作成されるテキスト インデックスがデータベースで定義される方法を決定するパラメータを含む DBTUNE コンフィグレーション キーワード。

XFLAGS

NUMBER(38)

XML ドキュメント テーブルの元のドキュメントが圧縮されているかどうかを示す値。デフォルトでは、ドキュメントは圧縮されます(圧縮されたドキュメントのほうがパフォーマンスが向上します)。

SDE_XML_INDEX_TAGS

ArcSDE XML ドキュメントには必要に応じて XPath インデックスが含まれます。このインデックスにより、ユーザが各ドキュメントで特定の XML エレメントまたは属性の内容を検索できるようになります。エレメントや属性が各 XPath インデックスに含まれるかどうかの定義は、このテーブルに記録されます。

このテーブルは各 ArcSDE ジオデータベースに 1 つ存在します。このテーブルには、ArcSDE XML 列の XPath インデックスに関連付けられた XPath ごとに行が 1 つ含まれます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

INDEX_ID

NUMBER(38)

ArcSDE XML 列が存在する場合は、関連付けられている XPath インデックスの ID。XML インデックス テーブルへの外部キー。

NOT NULL

TAG_ID

NUMBER(38)

XPath(タグ)の ID

NOT NULL

TAG_NAME

NVARCHAR2(1024)

XML ドキュメントに存在する XML エレメントまたは属性を識別する絶対 XPath

/metadata/mdDateSt は XML エレメントを識別し、/metadata/dataIdInfo/tpCat/TopicCatCd/@value は XML 属性を識別します。

これらの XPath には、XML エレメントまたは属性のグループを参照するアスタリスク(*)が含まれていてはなりません。各エレメントまたは属性は、このテーブルに指定された XPath に基づいて厳密に照合されます。

NOT NULL

DATA_TYPE

NUMBER(38)

XML エレメントまたは属性が文字列または数値としてインデックス付けされるかどうかを示す値

  • 1 = タグの内容がテキストとしてインデックス付けされます。
  • 2 = 内容が数値としてインデックス付けされます。

NOT NULL

TAG_ALIAS

NUMBER(38)

XPath を識別するために使用されるコード

たとえば、Z39.50 通信プロトコルは数値コードを使用して検索可能なコンテンツを示します。この列は ArcIMS Z39.50 Connector によって使用されません。

DESCRIPTION

NVARCHAR2(64)

XML エレメントまたは属性に含まれるべき内容を示すテキスト

IS_EXCLUDED

NUMBER(38)

XML エレメントが XPath インデックスに含まれるかどうかを示す値

  • 0 = 含まれます。
  • 1 = 含まれません。

NOT NULL

SDE_XML_INDEXES

このテーブルは各 ArcSDE ジオデータベースに 1 つ存在します。このテーブルには、XPath インデックスが付いている ArcSDE XML 列ごとに行が 1 つ含まれます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

INDEX_ID

NUMBER(38)

XPath インデックスの ID

NOT NULL

INDEX_NAME

NVARCHAR2(32)

XPath インデックスの名前

ArcIMS メタデータ サービスに関連する XPath インデックスの場合、名前は ims_xml# になります。シャープ記号(#)はメタデータ サービスのビジネス テーブルの XML 列の ID です。

NOT NULL

OWNER

NVARCHAR2(32)

XML 列を所有しているデータベース ユーザ

ArcIMS メタデータ サービスの場合は、サービスの ArcXML 構成ファイルで指定されたユーザです。

INDEX_TYPE

NUMBER(38)

XPath インデックスのタイプを示す値

  • 1 = SE_XML_INDEX_TEMPLATE インデックス タイプ
  • 2 = SE_XML_INDEX_DEFINITION インデックス タイプ

DESCRIPTION

NVARCHAR2(64)

XPath インデックスを説明するテキスト

インデックスの作成にインデックス定義ファイルが使用された場合、インデックスの説明がファイルの先頭に指定されていることがあります。

SERVER_CONFIG

SERVER_CONFIG テーブルには、ArcSDE サーバ コンフィグレーション パラメータが格納されます。これらのパラメータは、ArcSDE ソフトウェアがどのようにメモリを使用するかを定義します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

PROP_NAME

NVARCHAR2(32)

初期化パラメータの名前

NOT NULL

CHAR_PROP_VALUE

NVARCHAR2(512)

初期化パラメータの文字値

NUM_PROP_VALUE

NUMBER(38)

初期化パラメータの整数値

SPATIAL_REFERENCES

SPATIAL_REFERENCES テーブルには、座標系と浮動小数と整数との変換値が含まれます。内部関数は、空間参照系のパラメータを使用して、ジオメトリの浮動小数点数座標をそれぞれ 64 ビットの正の整数に変換およびスケーリングしてから格納します。座標値は、取得する際に元の外部浮動小数点数形式に戻されます。

GEOMETRY_COLUMNS テーブルの各ジオメトリ列には、SPATIAL_REFERENCES テーブルに格納されている空間参照系が関連付けられます。このテーブルの列は、OpenGIS SQL 仕様によって定義されているものであり(SRID、SRTEXT、AUTH_NAME、AUTH_SRID)、ArcSDE の内部座標変換に必要となります。空間参照系は、ジオメトリの座標系を識別し、ジオメトリの数値の座標値に意味を与えます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SRID

NUMBER(38)

空間参照 ID

NOT NULL

DESCRIPTION

NVARCHAR2(64)

空間参照系のテキストによる説明

AUTH_NAME

NVARCHAR2(256)

この参照系を認可している標準または標準化団体の名前。

たとえば、POSC は AUTH_NAME の有効な値の 1 つ。

AUTH_SRID

NUMBER(38)

AUTH_NAME に指定された団体によって定義されている空間参照系の ID。

FALSEX

FLOAT(64)

地表座標から内部システム座標への変換時に使用される X オフセット

NOT NULL

FALSEY

FLOAT(64)

地表座標から内部システム座標への変換時に使用される Y オフセット

NOT NULL

XYUNITS

FLOAT(64)

地表座標から内部システム座標への変換時に適用される縮尺係数

NOT NULL

FALSEZ

FLOAT(64)

Z 値から内部システム座標への変換時に使用する Z オフセット

NOT NULL

ZUNITS

FLOAT(64)

Z 値から内部システム座標への変換時に使用する縮尺係数

NOT NULL

FALSEM

FLOAT(64)

メジャー値から内部システム座標への変換時に使用するメジャー オフセット

NOT NULL

MUNITS

FLOAT(64)

メジャー値から内部システム座標への変換時に使用する縮尺係数

NOT NULL

XYCLUSTER_TOL

FLOAT(64)

トポロジ処理での XY 座標のクラスタ許容値

ZCLUSTER_TOL

FLOAT(64)

トポロジ処理での Z 座標のクラスタ許容値

MCLUSTER_TOL

FLOAT(64)

トポロジ処理でのメジャー値のクラスタ許容値

OBJECT_FLAGS

NUMBER(38)

精度を含むオブジェクトの属性を格納します。

NOT NULL

SRTEXT

NVARCHAR2(1024)

ArcGIS インタフェースに表示される空間参照の名前と記述子。

NOT NULL

STATE_LINEAGES

STATE_LINEAGES テーブルには、各ステートの系統が格納されます。バージョンごとに新しい系統名が作成されます。ステートが追加されるたびに、系統名とステート ID が追加されます。新しいバージョンのステートが追加されると、親ステートの上位ステート系統がこの系統名で追加されます。

バージョンの正しいビューを返すために、ステート系統が検索され、そのバージョンに対して行われた各変更を記録したすべてのステートが識別されます。このステートのリストから、バージョンを正しく表したテーブル行を決定できます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

LINEAGE_NAME

NUMBER(38)

ステートを説明する名前

NOT NULL

LINEAGE_ID

NUMBER(38)

個々のステートの一意な ID

NOT NULL

STATE_LOCKS

STATE_LOCKS テーブルは、バージョン ステート ロックを保持します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SDE_ID

NUMBER(38)

ステートをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照する。

NOT NULL

STATE_ID

NUMBER(38)

ロックされるステートの ID。

NOT NULL

AUTOLOCK

CHARACTER(1)

レイヤ ロックが内部設定されている場合は 1、レイヤ ロックがアプリケーションによって設定されている場合は 0 に設定する。

NOT NULL

LOCK_TYPE

CHARACTER(1)

ステート ロックのタイプ。設定可能なタイプは次のとおりです。

  • 0 = ステート ツリー全体の共有ロック
  • 1 = ステート ツリー全体の排他ロック
  • 2 = 1 つのステートの共有ロック
  • 3 = 1 つのステートの排他ロック
  • 4 = 共有自動ロック
  • 5 = 排他自動ロック

NOT NULL

LOCK_TIME

DATE

ステート ロックが取得された日時

NOT NULL

STATES

STATES テーブルには、ステートのメタデータが含まれます。これは、時間の経過の中で作成されたステート、ステートの作成時間、閉じられた時間、親、各ステートの所有者を表しています。

ステートが作成されると、ステート ID が割り当てられ、このテーブルにレコードが追加されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

STATE_ID

NUMBER(38)

ArcSDE によって割り当てられた、このステートの一意な ID

NOT NULL

OWNER

NVARCHAR2(32)

このステートを作成したユーザ

NOT NULL

CREATION_TIME

DATE

このステートの作成日時

NOT NULL

CLOSING_TIME

DATE

このステートが閉じられた日時

PARENT_STATE_ID

NUMBER(38)

親ステートの STATE_ID。

NOT NULL

LINEAGE_NAME

NUMBER(38)

STATE_LINEAGES テーブルに格納されたステートの系統を参照する

NOT NULL

ST_COORDINATE_SYSTEMS

ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルには、Spatial Type に登録されているすべての座標系が含まれます。このテーブルは、ArcSDE のインストール時に更新され、必要に応じてアップグレード時にも更新されます。ST_CSRegister 関数を使用して、ユーザ定義の座標系を追加することもできます。

ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルは、ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルと合わせて、ST_Geometry タイプで利用可能な座標系と投影法を指定します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

NAME

NVARCHAR2(128)

座標系の名前

TYPE

NVARCHAR2(128)

座標系のタイプ:PROJECTED、GEOGRAPHIC、UNSPECIFIED のいずれか。

DEFINITION

NVARCHAR2(2048)

座標系の WKT 表現

ORGANIZATION

NVARCHAR2(128)

座標系を定義した組織の名前

ID

NUMBER(38)

組織によって定義された座標系の ID。

NOT NULL

DESCRIPTION

NVARCHAR2(256)

座標系の用途を示す説明

ST_GEOMETRY_COLUMNS

ST_GEOMETRY_COLUMNS テーブルには、テーブル オブジェクトまたはビューに作成および追加された ST_Geometry 列ごとのスキーマ、ジオメトリ タイプ、空間参照情報が含まれます。このテーブルに ST_Geometry 列情報を追加するには、ストアド プロシージャを使用してテーブルまたはビューを登録または登録解除します。空間インデックスを作成するには、このテーブルにテーブルと列のメタデータを登録する必要があります。

ST_Geometry 列のあるテーブルを作成しても、ST_Geometry メタデータは挿入されません。テーブルに空間インデックスを作成すると、ST_GEOMETRY_COLUMNS テーブルおよび ST_GEOMETRY_INDEX テーブルにエントリが 1 つ挿入されます。

このテーブルは、選択および DML メタデータ操作に使用されます。ST_GEOMETRY_COLUMNS テーブルに対するエントリの挿入と削除には、ストアド プロシージャが使用されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

OWNER

NVARCHAR2(32)

テーブルを所有しているスキーマの名前。

NOT NULL

TABLE_NAME

NVARCHAR2(32)

空間タイプが 1 つ以上含まれているテーブルの非修飾名。

NOT NULL

COLUMN_NAME

NVARCHAR2(32)

ジオメトリ列の名前

NOT NULL

GEOMETRY_TYPE

NVARCHAR2(32)

列に関連付けられているジオメトリ タイプ。

PROPERTIES

NUMBER(38)

エンティティ、テーブル ステータス、LOAD_ONLY_IO/NORMAL_IO モード、テーブル、ビューといったアプリケーション情報を含んでいるビット マスク。

SRID

NUMBER(38)

ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルの空間参照値。

NOT NULL

GEOM_ID

NUMBER(38)

レコードの一意な ID。ST_GEOMETRY_INDEX テーブルの index_id への参照キーとして使用される。

NOT NULL

ST_GEOMETRY_INDEX

このテーブルには、ST_Geometry 列の空間インデックス情報が含まれます。ST_Geometry タイプの空間インデックスは、CREATE INDEX ステートメントで参照されるドメイン インデックスです。

グリッド サイズと SRID は、CREATE INDEX ステートメントの PARAMETERS 句で定義されます。ALTER INDEX REBUILD を使用する場合は、SRID 値を変更しないでください。SRID 値を変更する場合は、別のテーブルのすべてのフィーチャの SRID 値も UPDATE ステートメントで更新する必要があります。グリッド サイズと SRID を指定するには、st_grids キーワードと st_srid キーワードを使用します。

CREATE INDEX shape_idx1 ON SCOTT.PARCELS (shape) 
INDEXTYPE IS SDE.ST_SPATIAL_INDEX
PARAMETERS('st_grids=1,0,0 st_srid=1');

OWNER、TABLE_NAME、COLUMN_NAME は、ST_SPATIAL_INDEX ドメイン インデックスを一意に識別します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

OWNER

NVARCHAR2(32)

スキーマの所有者。

TABLE_NAME

NVARCHAR2(32)

テーブルの非修飾名。

COLUMN_NAME

NVARCHAR2(32)

ジオメトリ列の名前

INDEX_ID

NUMBER(38)

ドメイン インデックスの一意な ID。

NOT NULL

GRID

SDE.SP_GRID_INFO

マルチレベルの整数グリッド情報が含まれているグリッド タイプ。

SP_GRID_INFO は 3 つの NUMBER グリッド値で構成される GRID_TYPE 列オブジェクト。

SRID

NUMBER(38)

SRID と空間参照情報。

NOT NULL

COMMIT_INT

NUMBER(38)

空間インデックス行の XML コミット間隔。COMMIT を発行する前にオペレーションの対象となった行の数。デフォルト値は 1000 です。

VERSION

NUMBER(38)

ドメイン インデックスのバージョン番号。

STATUS

NVARCHAR2(10)

インデックスのステータス(1 = Active または 0 = Disabled)。パフォーマンス上の理由から、読み込み時にインデックスを無効にする場合がある。デフォルト値は Active。

INDEX_NAME

NVARCHAR2(30)

ST_SPATIAL_INDEX の名前(ドメイン インデックス)。

UNIQUENESS

VARCHAR2(9)

ドメイン インデックスが UNIQUE または NONUNIQUE のどちらかを示します。

DISTINCT_KEYS

NUMBER(38)

個別のドメイン インデックス キーの数。

BLEVEL

NUMBER(38)

ドメイン インデックスのルート ブロックからリーフ ブロックまでの深さ。

LEAF_BLOCKS

NUMBER(38)

ドメイン インデックスのリーフ ブロックの数。

CLUSTERING_FACTOR

NUMBER(38)

テーブル内の行がインデックスの値に基づいてどのように配置されるかを示す。CLUSTERING_FACTOR の値がブロック数に近い場合、テーブルが適切に順序付けされている。この場合は、シングル リーフ ブロックのインデックス エントリが同じデータ ブロックの行を示す傾向にありません。CLUSTERING_FACTOR の値が行数に近い場合、テーブルの順序は不規則になり、この場合は同じリーフ ブロックのインデックス エントリが同じデータ ブロックの行を示すことはない。

DENSITY

NUMBER(38)

グリッド セルごとの平均フィーチャ数。

NUM_ROWS

NUMBER(38)

ST_Geometry および ST_SPATIAL_INDEX が含まれるテーブル内の行の数。

NUM_NULLS

NUMBER(38)

ST_Geometry および ST_SPATIAL_INDEX が含まれるテーブル内の NULL ST_Geometry 値の数。

SAMPLE_SIZE

NUMBER(38)

DBMS 統計の収集時に使用されるデータ サンプルのサイズ。

LAST_ANALYZED

DATE

テーブルが最後に解析された日付。

USER_STATS

NVARCHAR2(3)

統計がユーザによって直接入力されたか(YES)されていないか(NO)を示します。

ST_FUNCS

SDE.ST_FUNCS_ARRAY

ユーザ定義された演算子の選択性とコスト値。設定されている場合、定義された値の方が優先され、導出された選択性とシステム定義の演算子のコストは無効になります。

ST_SPATIAL_REFERENCES

このテーブルには、ST_Geometry タイプで利用可能なすべての空間参照が含まれます。空間テーブルを個別に解析したり、それらを組み合わせてリレーションシップを確認したりするには、空間テーブルを正しく参照する必要があります。つまり、それぞれが空間参照と座標系を持つ必要があります。

ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルには、座標系および浮動小数点数と整数との変換値が含まれます。内部関数は、空間参照系のパラメータを使用して、ジオメトリの浮動小数点数座標をそれぞれ 64 ビットの正の整数に変換およびスケーリングしてから格納します。座標値は、取得する際に元の外部浮動小数点数形式に戻されます。

ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルは、ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルと合わせて、ST_Geometry タイプで利用可能な座標系と投影法を定義します。このテーブルのスキーマには、座標(X、Y、Z)とメジャー(M)の縮尺とオフセットが含まれます。この情報は、格納とパフォーマンス上の理由から、小数値を整数に変換し、負の値を正の値に変換するために使用されます。

ST_SPATIAL_REFERENCES テーブルには、European Petroleum Survey Group(EPSG)で定義された空間参照が事前に入力されています。空間参照識別子(SRID)に EPSG コードを使用することで、データベース間でのデータの共有が簡単にできます。既存の空間参照と一致しない空間参照がある場合、それらの空間参照は、データのインポート時にテーブルに追加されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SR_NAME

NVARCHAR2(128)

空間参照名

NOT NULL

SRID

NUMBER(38)

空間参照 ID。

NOT NULL

X_OFFSET

FLOAT(126)

X 座標値に適用されるオフセット

NOT NULL

Y_OFFSET

FLOAT(126)

Y 座標値に適用されるオフセット

NOT NULL

XYUNITS

FLOAT(126)

オフセットの適用後に XY 座標に適用される縮尺係数。

NOT NULL

Z_OFFSET

FLOAT(126)

Z 座標値に適用されるオフセット

NOT NULL

Z_SCALE

FLOAT(126)

オフセットの適用後に Z 座標に適用される縮尺係数。

NOT NULL

M_OFFSET

FLOAT(126)

メジャーに適用されるオフセット

NOT NULL

M_SCALE

FLOAT(126)

オフセットの適用後にメジャーに適用される縮尺係数。

NOT NULL

MIN_X

FLOAT(126)

X 座標の最小値

NOT NULL

MAX_X

FLOAT(126)

X 座標の最大値

NOT NULL

MIN_Y

FLOAT(126)

Y 座標の最小値

NOT NULL

MAX_Y

FLOAT(126)

Y 座標の最大値

NOT NULL

MIN_Z

FLOAT(126)

Z 座標の最小値

MAX_Z

FLOAT(126)

Z 座標の最大値

MIN_M

FLOAT(126)

メジャーの最小値

MAX_M

FLOAT(126)

メジャーの最大値

CS_ID

NUMBER(38)

ST_COORDINATE_SYSTEMS テーブルに対する外部キー。

CS_NAME

NVARCHAR2(128)

この空間参照系の座標系の名前

NOT NULL

CS_TYPE

NVARCHAR2(128)

座標系のタイプ:PROJECTED、GEOGRAPHIC、UNSPECIFIED のいずれか。

NOT NULL

ORGANIZATION

NVARCHAR2(128)

座標系を定義した組織の名前

ORG_COORDSYS_ID

NUMBER(38)

組織によって定義された座標系の ID。

DEFINITION

NVARCHAR2(2048)

座標系の WKT 表現

NOT NULL

DESCRIPTION

NVARCHAR2(256)

空間参照系の用途を示す説明。

TABLE_LOCKS

TABLE_LOCKS テーブルは、ArcSDE の登録済みテーブルのロックを維持します。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

SDE_ID

NUMBER(38)

テーブルをロックしているプロセスのプロセス ID 番号。PROCESS_INFORMATION テーブルの SDE_ID 列を参照する。

NOT NULL

REGISTRATION_ID

NUMBER(38)

TABLE_REGISTRY テーブルの registration_id フィールドに対する外部キー。

NOT NULL

LOCK_TYPE

NCHAR(1)

テーブル ロックのタイプ。

  • S = 共有
  • E = 排他

NOT NULL

LOCK_TIME

DATE

テーブル ロックが取得された日時

NOT NULL

TABLE_REGISTRY

TABLE_REGISTRY テーブルは、すべての登録済みテーブルを管理します。この値には、ID、テーブル名、所有者、説明が含まれます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

REGISTRATION_ID

NUMBER(38)

テーブルの登録に使用された一意な ID

NOT NULL

TABLE_NAME

NVARCHAR2(160)

テーブルの名前

NOT NULL

OWNER

NVARCHAR2(32)

テーブルを作成したユーザ

NOT NULL

ROWID_COLUMN

NVARCHAR2(32)

テーブルの ObjectID 列の名前

DESCRIPTION

NVARCHAR2(65)

テーブルのユーザ定義テキストの説明

OBJECT_FLAGS

NUMBER(38)

次に示すような、テーブルの登録プロパティを格納します。

  • テーブルに登録された RowID がある。
  • ArcSDE が RowID を制御する。
  • テーブルにジオメトリ列がある。
  • テーブルがバージョン対応のビューである。
  • テーブルで行をロックできる。
  • テーブルにラスタ列がある。
  • テーブルが別のテーブルのビューである。
  • テーブルにジオコーディング ロケータ列がある。
  • データ定義言語の操作が制限されている。
  • データ操作言語の操作が制限されている。
  • テーブルが非表示である。
  • テーブルに単一の row ID が含まれている。
  • テーブルに XML 列がある。
  • テーブルに double 型の座標値を格納するレイヤがある。
  • 編集可能なバージョン対応テーブルであることを示す。
  • ベース保存(ベーステーブル移行オプション)テーブルである。
  • テーブルに信頼できるシェープがある。
  • 履歴管理テーブルである。
  • テーブルが load-only IO モードである。
  • 履歴テーブルである。

NOT NULL

REGISTRATION_DATE

NUMBER(38)

テーブルを ArcSDE に登録した日付。

NOT NULL

CONFIG_KEYWORD

NVARCHAR2(32)

テーブルを ArcSDE に登録したときに指定されたコンフィグレーション キーワード。データベース内のテーブルとそのインデックスの格納を決定する。

MINIMUM_ID

NUMBER(38)

テーブルの row_id の最小値

IMV_VIEW_NAME

NVARCHAR2(32)

テーブルのバージョン対応ビューの名前

VERSION

VERSION テーブルは、データベースが操作に使用することが想定される ArcSDE のバージョンに関する情報を維持します。このテーブルには、ArcSDE の最新でインストールされたバージョンの固有のリリース ID が含まれています。

VERSION テーブルとその他の ArcSDE システム テーブルは、新しいバージョンの ArcSDE がインストールされた後で更新されます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

MAJOR

NUMBER(38)

メジャー リリースの番号。たとえば、ArcSDE 9.3 のメジャー リリース番号は 9。

NOT NULL

MINOR

NUMBER(38)

マイナー リリースのバージョンを示す番号。たとえば、ArcSDE 9.3 のマイナー リリース番号は 3。

NOT NULL

BUGFIX

NUMBER(38)

インストールされているパッチまたはサービス パックの数

NOT NULL

DESCRIPTION

NVARCHAR2(96)

ArcSDE インストールのシステム定義の説明。

NOT NULL

RELEASE

NUMBER(38)

完全なリリース番号(例: 92009)

NOT NULL

SDE_SVR_REL_LOW

NUMBER(38)

このインスタンスで実行が許可されているサーバの最も低いリリース番号を示します。

NOT NULL

VERSIONS

VERSIONS テーブルには、バージョン対応のジオデータベースに関する情報が含まれています。

各バージョンは、名前、所有者、説明、関連付けられているデータベース ステートによって識別されます。このテーブルでは、データベースに含まれるさまざまなバージョンを定義し、ユーザに提示可能なバージョンのリストを提供します。これらのバージョンを使用して、アプリケーションが特定のデータベース ステートにアクセスします。バージョンの名前と ID は一意です。

VERSIONS テーブルが最初に ArcSDE によって作成されるときに、デフォルトのバージョンがテーブルに挿入されます。このデフォルト バージョンは DEFAULT という名前で、ArcSDE 管理者が所有し、PUBLIC アクセスが許可されています。state_id は 0 に初期設定され、説明の文字列は「Instance Default Version」と読み取れます。デフォルト バージョンには PUBLIC アクセスが許可されているので、ユーザはデフォルトのステートを変更できます。

フィールド名

フィールド タイプ

説明

NULL?

NAME

NVARCHAR2(64)

バージョンの一意の名前

NOT NULL

OWNER

NVARCHAR2(32)

バージョンの所有者

NOT NULL

VERSION_ID

NUMBER(38)

バージョンの一意な ID

NOT NULL

STATUS

NUMBER(38)

バージョンがパブリックで使用できるのか、所有者によるプライベート アクセスなのかを指定する

NOT NULL

STATE_ID

NUMBER(38)

このバージョンが指すデータベース ステートの ID

NOT NULL

DESCRIPTION

NVARCHAR2(65)

バージョンのテキスト説明(オプション)

PARENT_NAME

NVARCHAR2(64)

このバージョンの親の名前

PARENT_OWNER

NVARCHAR2(32)

親バージョンの所有者の名前

PARENT_VERSION_ID

NUMBER(38)

このバージョンの親バージョンの ID

CREATION_TIME

DATE

このバージョンの作成日時

NOT NULL

9/14/2013