交通量データを使用したネットワーク解析
時間に依存するネットワーク解析の実行では、以下に説明する一般的な手順に従う必要があります。
Network Analyst チュートリアルの演習 11 では、交通量データを使用して到達圏解析を実行するためのデータと詳細な手順が提供されます。
ネットワーク データセットに履歴交通量を設定します。
必要に応じて、ネットワーク データセットにライブ交通量を設定し、[交通量データの更新(Update Traffic Data)] ジオプロセシング ツールを使用してライブ交通量データをダウンロードします。ArcGIS Online の交通量ジオプロセシング サービスに接続する場合は、データが自動的にダウンロードされるため、ジオプロセシング ツールを実行する必要はありません。
ネットワーク データセットをレイヤとして ArcMap に追加します。
ネットワーク解析レイヤを作成し、設定します。
解析レイヤの [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [解析の設定] タブで、交通量ベースのコスト属性(一般的に TravelTime という名前)を選択してから、同じダイアログ ボックスで日付と時刻を指定します。
注意:配車ルート解析レイヤの場合は、[レイヤ プロパティ] ウィンドウで日付を指定し、開始時間を指定します。必要に応じて、各ルート オブジェクトのプロパティに開始日を指定します。さまざまなネットワーク解析オブジェクトに対するタイム ウィンドウも設定できます。
注意:ArcMap の [タイム スライダ] ウィンドウを使用して日時を設定しても、交通量の表示が変わるだけです。タイム スライダはネットワーク解析の結果には何も影響を与えません。
解析を実行します。
交通量を使用してそれぞれの解析を設定し、実行する詳細については、それぞれのヘルプ トピックをご参照ください。