ネットワーク データセット ツールセットの概要
[ネットワーク データセット] ツールセットには、ネットワーク データセットの管理作業(ネットワーク データセットの構築やディゾルブなど)を実行するために使用されるツール群が含まれています。
ツール |
説明 |
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ネットワークの接続性とネットワーク データセットの属性情報を再構築します。ネットワーク データセットは、使用されているソースのフィーチャクラスの属性またはフィーチャが編集されると、再構築される必要があります。ソース フィーチャが編集されると、ツールは構築プロセスをより高速に行うために編集された領域のみにおいてネットワークの接続性を確立します。しかし、ネットワーク属性が編集されると、ネットワーク データセットの全範囲が再構築されます。大規模なネットワーク データセットでは、この処理に長い時間がかかります。 |
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ネットワークのディゾルブ |
入力ネットワーク データセットの正しいモデリングに必要なライン フィーチャの数を最小にするネットワーク データセットを作成します。効率化された出力ネットワーク データセットにより、解析の実行、結果の描画、およびルート案内の生成に必要な時間が削減されます。このツールは新しいネットワーク データセットとソース フィーチャクラスを出力します。入力ネットワーク データセットとソース フィーチャは変更されません。 |
次のツールは、10.1 より前のツールセットに収録されていましたが、適用不可能となったため削除されました。
ツール |
推奨事項 |
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ネットワークのアップグレード |
代わりに [データセットのアップグレード(Upgrade Dataset)] を使用します。 |
関連ツール
ネットワーク データセットの作成に使用するフィーチャは、他のフィーチャと交差するときに、頂点を共有している必要があります。これは、フィーチャ間に正しい接続を確立するために、ネットワーク データセットで必要になります。そのためには、トポロジでフィーチャをモデリングするか、[インテグレート(Integrate)] ジオプロセシング ツールを使用します。