トラッキング サービスの削除ルールの設定

削除ルールは、リアルタイム トラッキング サービスについて、メモリから削除するデータ量と削除頻度を指定するための Tracking Analyst のメカニズムです。削除ルールは、トラッキング サービスごとに定義します。一般に、[古いレコードを削除] と [最新レコード以外を削除] の 2 つの削除ルールのいずれかを選択します。

削除ルールの詳細

手順:
  1. ArcCatalog または ArcMap の カタログ ウィンドウで、カタログ ツリー内の [トラッキング コネクション] フォルダを展開します。
  2. 削除ルール設定の対象となるトラッキング サービスを含む Tracking Server 接続名を見つけます。その接続を展開して、利用可能なトラッキング サービスのリストを表示します。
  3. 設定を変更するトラッキング サービス名を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
    トラッキング サービスを右クリックして [プロパティ] をクリックします

    [トラッキング サービス プロパティ] ダイアログが開き、デフォルトで [一般] タブがアクティブになります。

    [トラッキング サービス プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] タブ
  4. [自動削除] のチェックボックスをオンまたはオフにして、そのトラッキング サービスに対して削除自体を実行するかどうかを設定します。

    通常は、自動削除を有効にすることをお勧めします。

    注意注意:
    Tracking Analyst は、自動削除を無効にしたまま、無人で長時間実行しないでください。システム メモリが足りなくなり、コンピュータが不安定になる危険性が高まるためです。
  5. [閾値] テキスト ボックスをクリックして、削除が実行されるまでにメモリに格納される最大レコード数を入力します。
  6. [削除ルール] のドロップダウン矢印をクリックし、適切な削除ルールをリストから選択します。

    削除ルールによって、閾値に達したときにどのメッセージが削除されるかが決まります。[古いレコードを削除][最新レコード以外を削除] の 2 つの選択肢があります。

  7. [古いレコードを削除] ルールを選択した場合は、[削除するパーセント] テキスト ボックスをクリックして、閾値に達したときに削除するレコードの割合(%)を入力します。

    [最新レコード以外を削除] ルールを選択した場合は、[削除するパーセント] フィールドは適用されないため無効化されます。[最新レコード以外を削除] ルールでは常に、各トラックの最新レコード以外のすべてのレコードが削除されます。

  8. [OK] をクリックして [トラッキング サービス プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じ、変更内容を適用します。

トラッキング サービスに設定した削除ルールが、このトラッキング サービスに対して有効になりました。

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9/14/2013