コンター(Contour) (3D Analyst)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

ラスタ サーフェスから、コンター(等値線)のライン フィーチャクラスを作成します。

コンターの仕組みに関する詳細

使用法

構文

Contour_3d (in_raster, out_polyline_features, contour_interval, {base_contour}, {z_factor})
パラメータ説明データ タイプ
in_raster

入力サーフェス ラスタ。

Raster Layer
out_polyline_features

出力コンター ポリライン フィーチャ。

Feature Class
contour_interval

コンター ライン間の間隔、すなわち距離。

正の数値を指定できます。

Double
base_contour
(オプション)

ベース コンター値。

入力ラスタの値の範囲全体をカバーするように、必要に応じてこの値の上下にコンターが生成されます。デフォルトは 0 です。

Double
z_factor
(オプション)

コンターを生成するときに使用する単位変換係数。デフォルト値は 1 です。

コンター ラインは、入力ラスタの Z 値に基づいて生成されます。これは、多くの場合、メートルまたはフィート単位です。デフォルト値が 1 の場合、コンターは入力ラスタの Z 値と同じ単位になります。Z 値とは異なる単位のコンターを作成するには、Z 係数に適切な値を設定します。このツールでは、地表 X、Y 単位とサーフェス Z 単位を一致させる必要はありません。

たとえば、入力ラスタの標高値はフィート単位であるが、コンターはメートル単位で生成したい場合、Z 係数を 0.3048 に設定します(1 フィート = 0.3048 メートルであるため)。

もう 1 つの例として、WGS_84 地理座標系で標高値がメートル単位の入力ラスタに対し、50 フィートをベースして 100 フィートごとにコンター ラインを生成する場合を考えます(つまり、コンターは 50 フィート、150 フィート、250 フィート、などとなります)。この場合、[contour_interval]100 に、[base_contour]50 に、[z_factor]3.2808 に、それぞれ設定します。(1 メートル = 3.2808 フィートであるため)。

Double

コードのサンプル

Contour(コンター)の例 1(Python ウィンドウ)

この例では、Esri Grid ラスタからコンターを作成して、それをシェープファイルとして出力します。

import arcpy
from arcpy import env  
env.workspace = "C:/data"
arcpy.Contour_3d("elevation", "C:/output/outcontours.shp", 200, 0)
Contour(コンター)の例 2(スタンドアロン スクリプト)

この例では、Esri Grid ラスタからコンターを作成して、それをシェープファイルとして出力します。

# Name: Contour_3d_Ex_02.py
# Description: Creates contours or isolines from a raster surface.
# Requirements: 3D Analyst Extension

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
inRaster = "elevation"
contourInterval = 200
baseContour = 0
outContours = "C:/sapyexamples/output/outcontours02.shp"

# Check out the ArcGIS 3D Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("3D")

# Execute Contour
arcpy.Contour_3d(inRaster, outContours, contourInterval, baseContour)

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
9/14/2013