トレンド(Trend) (3D Analyst)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

トレンド解析の手法を使用してポイントからラスタ サーフェスを内挿します。

[トレンド(Trend)] の機能の詳細

使用法

構文

Trend_3d (in_point_features, z_field, out_raster, {cell_size}, {order}, {regression_type}, {out_rms_file})
パラメータ説明データ タイプ
in_point_features

サーフェス ラスタとして内挿する Z 値を含む入力ポイント フィーチャ。

Feature Layer
z_field

各ポイントの高さまたは大きさの値を保持するフィールド。

これは数値フィールドまたは、入力ポイント フィーチャが Z 値を含む場合は Shape フィールドです。

回帰分析の手法がロジスティックの場合、フィールドには 0 または 1 のみを指定できます。

Field
out_raster

内挿された出力サーフェス ラスタ。

Raster Layer
cell_size
(オプション)

作成する出力ラスタのセル サイズ。

環境設定で特定の値が指定されている場合は、その値を使用します。そうでない場合、セル サイズは、入力空間参照において、入力ポイント フィーチャの範囲の幅または高さ(どちらか短い方)を 250 で割った値になります。

Analysis Cell Size
order
(オプション)

多項式の次数。

1 ~ 12 の整数にする必要があります。1 を指定するとポイントは平面で近似され、値を大きくするほど複雑なサーフェスとなります。デフォルトは 1 です。

Long
regression_type
(オプション)

実行する回帰分析のタイプ。

  • LINEAR 多項式回帰分析を実行して、最小二乗サーフェスで入力ポイントを近似します。この方法は連続したデータ タイプに適用できます。
  • LOGISTIC ロジスティック トレンド サーフェス分析を実行します。バイナリ(二値)のデータ タイプに対して、連続確率サーフェスを生成します。
String
out_rms_file
(オプション)

内挿の RMS 誤差とカイ二乗に関する情報を含む出力テキスト ファイルのファイル名。

拡張子は「.txt」にする必要があります。

File

コードのサンプル

Trend(トレンド)の例 1(Python ウィンドウ)

この例では、ポイント シェープファイルを入力として、内挿したサーフェスを TIFF ラスタとして出力します。

import arcpy
from arcpy import env  
env.workspace = "C:/data"
arcpy.Trend_3d("ca_ozone_pts.shp", "ozone", 
               "C:/output/trendout.tif", 2000, 2, "LINEAR")
Trend(トレンド)の例 2(スタンドアロン スクリプト)

この例では、ポイント シェープファイルを入力として、内挿したサーフェスを GRID ラスタとして出力します。

# Name: Trend_3d_Ex_02.py
# Description: Interpolate a series of point features onto a
#              rectangular raster using a trend technique.
# Requirements: 3D Analyst Extension

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
inPointFeatures = "ca_ozone_pts.shp"
zField = "ozone"
outRaster = "C:/sapyexamples/output/trendout02"
cellSize = 2000.0
PolynomialOrder = 2
regressionType = "LINEAR"


# Check out the ArcGIS 3D Analyst extension license
arcpy.CheckOutExtension("3D")

# Execute Trend
arcpy.Trend_3d(inPointFeatures, zField, outRaster, cellSize, 
               PolynomialOrder, regressionType)

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 3D Analyst または Spatial Analyst
9/14/2013