フィーチャ リプレゼンテーションをマスキング処理する

このトピックは、ArcGIS for Desktop Standard および ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。

マスクは、他のマップ情報と競合し、マップの読み取りと解釈を難しくしているフィーチャ リプレゼンテーションの比較的重要でない部分をビューから隠すために使用されます。フィーチャクラスのポリゴンを使用して、フィーチャ リプレゼンテーションのビューから隠したい部分をマスクまたはカバーします。

マップ内のフィーチャクラス リプレゼンテーションとポリゴン フィーチャクラス間でマスキング リレーションシップを確立すると、マスクを描画して、ビューからフィーチャ リプレゼンテーションの一部を消去することができます。レイヤのマスキングとは異なり、描画するマスクは指定のフィーチャ リプレゼンテーションにのみ反映されます。同じフィーチャクラス リプレゼンテーションの他のリプレゼンテーションには反映されません。

フィーチャクラス リプレゼンテーションのマスク レイヤを確立し、アクティブにする方法

フィーチャ リプレゼンテーションを対話形式でマスキング処理する

[リプレゼンテーション] ツールバーの [マスク] ツール マスク ツール を使用して、選択したフィーチャ リプレゼンテーションにマスクを対話形式で作成することができます。これにより、フィーチャ リプレゼンテーションにリンクされたマスキング ポリゴン フィーチャクラスにポリゴンが追加されます。

フィーチャ リプレゼンテーションを対話形式でマスキング処理する方法

  1. 編集セッションで、マスキング リレーションシップがアクティブ化されたフィーチャクラス リプレゼンテーションに属しているフィーチャ リプレゼンテーションを選択します。
  2. [リプレゼンテーション] ツールバーから [マスク] ツール マスク ツール を選択します。
  3. [マスク] ツールをクリックし、選択したフィーチャ リプレゼンテーションのビューからマスクしたい部分にドラッグします。この操作により、マスキング フィーチャクラス内にポリゴン フィーチャが作成されます。

ヒントヒント:

  • マスクを作成するためにマスク フィーチャクラスをマップ内のレイヤとして表す必要はありませんが、このフィーチャクラスをマップに一時的に追加すると、マスキング ポリゴンを表示または変更することができます。
  • [マスク] ツール マスク ツール がアクティブな状態で右クリックして [オプション] をクリックすると、丸いマスクと四角形のマスクの切り替えやサイズ変更を行うことができます。また、Tab キーを押して、丸いマスクと四角形のマスクを切り替えることもできます。Shift キーを押しながらクリックしてドラッグすると、マスクのサイズを対話形式で変更することができます。
  • K キーを押すと [マスク] ツール マスク ツール がアクティブになります。

既存のポリゴン フィーチャからマスクを作成する

既存のポリゴンを [属性] ウィンドウでリンクすることにより、特定のフィーチャ リプレゼンテーションをマスクすることもできます。ポリゴンとフィーチャ リプレゼンテーションは、それらをリンクする多対多のリレーションシップ クラスを持つ 2 つのフィーチャクラスに属していなければならず、マスキング リレーションシップがアクティブでなければなりません。

既存のポリゴンからマスクを作成する手順

  1. 編集セッションで、[エディタ] ツールバー[編集] ツール 編集ツール を使用して、マスクするフィーチャ リプレゼンテーションとマスキング ポリゴンを同時に選択します。
  2. [エディタ] ツールバーの [属性] ボタン 属性 をクリックして、[属性] ウィンドウを開きます。
  3. [展開] ボタン 展開 をクリックして、マスキング ポリゴン レイヤを展開します。
  4. 選択したフィーチャ リプレゼンテーションに対応するエントリをツリー内で探し、右クリックして、[選択オブジェクト追加] をクリックします。これにより、2 つのフィーチャがリレーションシップ クラスを通じてリンクされ、フィーチャ リプレゼンテーションがポリゴンでマスクされます。
  5. コンテンツ ウィンドウ内のマスク レイヤを削除または無効にして、結果を表示します。
ヒントヒント:

マスキング ポリゴンとフィーチャ リプレゼンテーションは、それらをリンクする多対多のリレーションシップ クラスを持つ 2 つのフィーチャクラスに属していなければならず、マスキング リレーションシップがアクティブでなければなりません。

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9/15/2013