スタイル コンテンツの管理
[スタイル マネージャ] ダイアログ ボックスを使用して、スタイルおよびスタイル コンテンツ(シンボルおよびマップ エレメント)を整理することができます。任意のスタイル コンテンツの切り取り、コピー、貼り付け、名前の変更、および変更が可能であり、新しいスタイル、シンボル、およびマップ エレメントの作成が可能です。
スタイルのコンテンツを変更するには、[スタイル マネージャ] ダイアログ ボックスを開いて操作するスタイルをクリックします。スタイル ファイル内のスタイル クラスをハイライト表示して右クリックすることにより、コンテンツを変更するコマンドにアクセスします。
ユーザのパーソナル スタイルは、新しいシンボルおよびスタイル エレメントが保存されるデフォルトの場所です。最初は空ですが、スタイル コンテンツを整理するために使用できます。この場所は、常に ArcMap によって参照されます。
- Windows XP では、この場所は <インストール ドライブ>:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\ESRI\Desktop10.1\ArcMap です。
- Windows Vista および Windows 7 では、この場所は <インストール ドライブ>:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\ESRI\Desktop10.1\ArcMap です。
新しいシンボルとマップ エレメントを作成することに加えて、現在マップで使用しているスタイルを新しいスタイルにエクスポートすることもできます。マップ作成時にシンボルおよびマップ エレメントを作成および変更して、すべてをスタイルに保存することができます。マップ スタイルをエクスポートすることにより、複数のスタイルのマップ エレメントとシンボルを 1 つのスタイルに保存することができます。
システム スタイル
ソフトウェアに付属するシステム スタイルは読み取り専用で、[スタイル マネージャ] ダイアログ ボックスでは灰色のフォルダ アイコンで表示されます。これらのスタイルは、<インストール ドライブ>:\Program Files\ArcGIS\Desktop10.1\Styles にインストールされます。これらのスタイルからシンボルとその他のスタイル エレメントを書き込み可能なスタイルにコピーし、これを使用して作業を始めることができます。作成された書き込み可能なスタイルは、黄色のフォルダ アイコンで表示されます。白色のフォルダ アイコンは、空のスタイル フォルダを表します。
軍事および民間の施設管理向けの CADD/GIS TriServices 標準を再作成する、類似した 3 つのシステム スタイル(CADD GIS CENTER SDS 195、200、および 220)があります。これらは準拠の年が違うだけで、それぞれ Spatial Data Standards 1.95、SDS 2.00、および SDS 2.20 に対応します。
CADD/GIS Technology Center は、毎年 SDSFIE および FMSFIE を更新および拡張しています。1999 年 7 月より前は、SDSFIE は TSSDS(Tri-Service Spatial Data Standards)と呼ばれ、FMSFIE は TSFMS(Tri-Service Facility Management Standards)と呼ばれていました。TSSDS の Release 1.40(CD-ROM で公開された最初のリリース)は 1995 年 7 月に公開されました。TSSDS の Release 1.60 は 1996 年 11 月に公開されました。TSSDS Release 1.70 および 1.75 は、それぞれ 1997 年 8 月と 1998 年 1 月に公開されました。TSSDS Release 1.80 には TSFMS の最初のリリースも含まれ、1999 年 2 月に公開されました。1999 年 7 月から 2001 年 1 月は、SDS および FMS の略語が使用されました。SDS/FMS Release 1.90 および 1.95 は、それぞれ 1999 年 12 月と 2000 年 4 月に完成しました。SDSFIE/FMSFIE Release 2.00 は、2001 年 1 月に完成しました。