CityEngine Web Viewer のトラブルシューティング
次に、CityEngine Web Viewer を使用する際に発生する可能性がある問題と、推奨される解決策を示します。
City Engine Web Viewer を開くと、ブラウザが WebGL をサポートしていないというメッセージが表示されます。
CityEngine Web Viewer を使用するには、デスクトップ Web ブラウザが、3D グラフィックスを描画するための Web の技術標準である WebGL をサポートしている必要があります。Chrome や Firefox デスクトップ ブラウザの最新バージョンには、WebGL が内蔵されています。
Mac OS の Safari
デフォルトでは、WebGL が有効になっていません。WebGL を有効にするには、次の手順に従います。
- ホイール アイコンをクリックして、[環境設定] をクリックしてから、[詳細] をクリックします。
- [メニューバーに"開発"メニューを表示] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 有効化された [開発] メニューで、[WebGL を有効にする] をクリックします。
Windows の Internet Explorer
IE では WebGL はサポートされていませんが、Google Chrome Frame プラグインをインストールすることでサポートできるようになります。Google Chrome Frame をインストールしたら Internet Explorer を再起動して、CityEngine Web Viewer をもう一度開きます。
現在、CityEngine Web Viewer は、モバイル デバイスや Windows の Safari ではサポートされていません。お使いのブラウザで WebGL が有効になっているかテストするには、get.webgl.org を開きます。WebGL 関連の問題のトラブルシューティングについては、「WebGL のトラブルシューティング」をご参照ください。
City Engine Web Viewer を開くと、ハードウェアが WebGL をサポートしていないというメッセージが表示されます。
コンピュータのハードウェアに WebGL をサポートしているグラフィックス カードが搭載されていて、グラフィックス ドライバが最新になっていることを確認してください。WebGL の要件の詳細については、「WebGL のトラブルシューティング」をご参照ください。
CityEngine Web Viewer で Web シーンを開くのに時間がかかります。
CityEngine の Web シーンのファイル サイズは大きく、インターネット接続の状況によっては、CityEngine Web Viewer でシーンを読み込むのに数分かかる場合があります。
CityEngine Web Viewer を操作しているとき、全体的にタイムラグが長く、対話速度が遅く感じられます。
WebGL は、システムのグラフィックス カードを使用しています。そのため、CityEngine Web Viewer のパフォーマンスは、グラフィックス カードの性能に直接依存します。複雑なコンテンツを含む大きな Web シーンほど、多くのシステム リソースが必要になります。システムの性能が低い場合、このような Web シーンに対して対話性が低くなる可能性があります。
パフォーマンスを向上させるための推奨事項は次のとおりです。
- [設定] ペインで直接的な影と影の拡散をオフにします。
- 一度に開く CityEngine Web Viewer は、1 つだけにします。CityEngine Web Viewer またはその他の WebGL コンテンツを実行しているその他のブラウザのタブまたはウィンドウを閉じます。
- ArcScene など、グラフィックスのハードウェアを使用しているその他の 3D アプリケーションを閉じます。
- ビデオ ドライバが最新であることを確認します。
- Web シーンがグラフィックス カードのビデオ メモリより多くのメモリを必要とする場合、パフォーマンスが大幅に低下し、対話操作が遅くなったり、時間差が生じる可能性があります。もっと軽量な Web シーンを開くようにするか、グラフィックス カードをアップグレードすることを検討してください。