主観図

[主観図] ツールを使用して、ポイント、ライン、またはポリゴンをシンボル化できます。

選択できるオプションは次のとおりです。

チャートによるポイントの表示

[主観図] ウィザードを使用して、ポイントをマップ上にチャートとして表示できます。チャートは、さまざまな値を一度に比較する場合に効果的です。たとえば、店舗をパイ チャートとして表示し、特定の製品の年間売上高の割合を各扇で表すことができます。パイ チャートは、合計に対する各カテゴリの割合を比較する際に便利です。また、合計に対する割合ではなく実際の値を比較する場合は、バー チャートを使用します。

分類方法

主観図を操作する際には、データを整理するためのさまざまな分類方法を使用できます。

色によるポイントの区別

数値属性の値に基づいてポイントを色で区別するのは、等級色マップの一例です。色は必ずしも大きさを表す必要はないため、この種類のマップは 1 ~ 10(低~高)にランク付けされたデータを表示する場合や、表示データが測定値、カウント数、割合、パーセントなどの数値的な推移を表している場合に有効です。たとえば、1 年間に店舗を訪れた回数に基づいて顧客を色付けできます。

サイズによるポイントの区別

値に応じてサイズが変化するシンボルを使用してポイントを表示できます。これは等級シンボル マップの一例です。一般的に、シンボルのサイズと規模は関連付けて考えられることが多いため、等級シンボルは数や量を表す場合に最適です。たとえば、店舗の表示サイズを売上高に基づいて変化させたり、顧客を表示するときに総購入額や訪問回数に応じてサイズを変化させたりできます。

色によるラインの区別

表示するラインを色で区別すると効果的な場合があります。特定の属性の値に応じて、ラインの色を変化させます。色は必ずしも大きさを表す必要はないため、1 ~ 10(低~高)にランク付けされたデータを表示する場合や、表示データが測定値、割合、パーセントなどの数値的な推移を表している場合に有効です。たとえば、各顧客が訪問する店舗に基づいて、または顧客が優良顧客であるかどうかに基づいて、スパイダー ダイアグラムの色を変更できます。

太さによるラインの区別

表示するラインの太さで値を区別することができます。これも等級シンボル マップの一例です。一般的に、シンボルのサイズと規模は関連付けて考えられることが多いため、等級シンボルは数や量を表す場合に最適です。たとえば、道路を表示する場合は、混雑時の交通量に応じてラインの太さを変更できます。スパイダー ダイアグラムでは、各顧客の総購入額や訪問回数に基づいてラインの太さを変更できます。

エリア内でのチャートの表示

[主観図] ウィザードを使用して、マップのエリア内にチャートを表示できます。チャートは、さまざまな値を一度に比較する場合に効果的です。たとえば、郵便番号コードをパイ チャートで表示し、各扇で人種ごとの人口を表すことができます。統計区をバー チャートで表示し、賃貸居住者または住宅所有者の人数を表すことができます。パイ チャートは、合計に対する各カテゴリの割合を比較する際に便利です。また、合計に対する割合ではなく実際の値を比較する場合は、バー チャートを使用します。

色によるエリアの区別

数値属性の値に基づいてエリアを色で区別する場合も、等級色マップの一例です。色は必ずしも大きさを表す必要はないため、この種類のマップは 1 ~ 10(低~高)にランク付けされたデータを表示する場合や、表示データが測定値、割合、パーセントなどの数値的な推移を表している場合に最も有効です。たとえば、平均収入や郵便番号に基づいてブロック グループを表示できます。

エリアのドット密度の設定

ドットの密度により、集中の様子を表すことができます(1 平方マイルあたりの人口など)。この方法は、ある属性がエリア全体にどのように分布しているかを表すのに適しています。たとえば、人口を表すドット密度マップでは、川沿いや海岸線沿いなどの居住する人が多い地域でドットの集中度が高くなります。

5/20/2014