ArcInfo 交換ファイル(EOO)のインポート

このトピックは、ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。

エクスポート ファイルとも呼ばれる ArcInfo 交換ファイル形式(*.e00)は、カバレッジ、グリッドまたは TIN、および関連付けられている INOF テーブルを、ファイル共有ネットワークで接続されていない複数の異なるコンピュータ間で転送できるようにするために使用されます。ArcInfo 交換ファイルの拡張子は .e00 です。これは、交換ファイルが複数の個別のファイルで構成される場合には、.e01、.e02 などのように連番になります。

Advanced ライセンスがある場合は、[交換ファイル(.e00) → カバレッジ(Import From Interchange File)] ツール[カバレッジ → 交換ファイル(.e00)(Export To Interchange File)] ツールを使用できます。

ZIP 形式で圧縮された *.e00 ファイルを WinZIP で解凍すると、データが破損する可能性があります。WinZIP プログラムの [Configuration] の [TAR file smart CR/LF conversion] 設定をオフにする必要があります。詳細については、Esri サポート サイトの記事 17135 をご参照ください。

グリッドをエクスポートすると、完全圧縮が使用されている場合でも、エクスポート ファイルが元のグリッドよりもはるかに大きくなる場合があります。その理由は、エクスポート ファイルでは、各グリッド セルをグリッドのバイナリ形式よりも効率の低い ASCII 形式で表す必要があるためです。また、整数グリッドは、エクスポート ファイルで管理できない圧縮形式で格納されます。最も効果的な解決策は、大きなグリッドをエクスポートしないことです。通常、グリッドをサポートするプラットフォームは同じファイル形式を読み取れるため、エクスポートは不要です。転送用の単一ファイルを作成するには、PKZIP(または、UNIX システムの tar)などのユーティリティを使用して、グリッドを含むワークスペースを単一ファイルに配置することができます。PKZIP および tar のバージョンは、UNIX システムと PC システムの両方で使用可能です。警告:グリッドに対して PKZIP または tar を実行しないでください。INFO テーブルが失われます。ワークスペース内のすべてのグリッドを転送しない場合は、一時ワークスペースを作成し、転送するグリッドをそのワークスペースにコピーします。

ヒント:

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5/10/2014