レコードの並べ替え(Sort) (データ管理)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

1 つ以上のフィールドに基づいて、フィーチャクラスまたはテーブルのレコードを昇順または降順で並べ替えます。並べ替えの結果は、新しいデータセットに書き込まれます。

[レコードの並べ替え(Sort)] ツールの仕組みの詳細

Sort by three attributes

使用法

構文

Sort_management (in_dataset, out_dataset, sort_field, {spatial_sort_method})
パラメータ説明データ タイプ
in_dataset

ソート フィールドのフィールド値に基づいてレコードが並べ替えられる、入力データセット。

Table View
out_dataset

出力フィーチャクラスまたはテーブル。

Feature Class;Table
sort_field
[[Sort Field, Direction],...]

入力レコードを並べ替えるために値を使用するフィールドと、レコードを格納する方向を指定します。

  • ASCENDINGレコードは最小値から最大値まで順に並べ替えられます。
  • DESCENDINGレコードは最大値から最小値まで順に並べ替えられます。
Value Table
spatial_sort_method
(オプション)

フィーチャを空間的に並べ替える方法を指定します。このパラメータは、ソート フィールドの 1 つとして「Shape」が選択されている場合のみ有効になります。

  • UR並べ替えを右上隅から開始します。これがデフォルトです。
  • UL並べ替えを左上隅から開始します。
  • LR並べ替えを右下隅から開始します。
  • LL並べ替えを左下隅から開始します。
  • PEANOペアノ曲線とも呼ばれる、空間を埋め尽くす曲線アルゴリズムを並べ替えに使用します。
String

コードのサンプル

Sort(並べ替え)の例 1(Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、Sort(並べ替え)を使ってフィールドの値でフィーチャを並べ替える方法を示しています。

import arcpy
from arcpy import env

env.workspace = "C:/data/city.gdb"

arcpy.Sort_management("crime", "crime_Sort", [["DATE_REP", "ASCENDING"]])
Sort(並べ替え)の例 2(スタンドアロン Python スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで Sort(並べ替え)を使用する方法を示しています。

# Name: Sort_example2.py
# Description: Sorts wells by location and well yield.
# Author: ESRI

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

try:
    # Set workspace environment
    env.workspace = "C:/data/newfoundland.gdb"

    # set local variables
    in_dataset = "wells"
    out_dataset = "wells_Sort"

    # Order features first by location (Shape) and then by WELL_YIELD
    sort_fields = [["Shape", "ASCENDING"], ["WELL_YIELD", "DESCENDING"]]

    # Use Peano algorithm
    sort_method = "PEANO"

    # execute the function
    arcpy.Sort_management(in_dataset, out_dataset, sort_fields, sort_method)
    
    print arcpy.GetMessages()

except arcpy.ExecuteError:
    # Print error messages
    print arcpy.GetMessages(2)
    
except Exception as ex:
    print ex.args[0]

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: 制限付き
ArcGIS for Desktop Standard: 制限付き
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
7/28/2014