パッケージの抽出(Extract Package) (データ管理)
サマリ
パッケージのコンテンツを指定のフォルダに抽出します。出力フォルダは、入力パッケージから抽出されたコンテンツで更新されます。
使用法
サポートされているパッケージ タイプには、次のようなものがあります。
- ジオプロセシング パッケージ(*.gpk)
- レイヤ パッケージ(*.lpk)
- マップ パッケージ(*.mpk)
- ロケータ パッケージ(*.gcpk)
- タイル パッケージ(*.tpk)
出力フォルダは、新しいフォルダでも既存のフォルダでも構いません。既存のフォルダに抽出する場合は、既存のファイルおよびフォルダにパッケージのコンテンツが追加されます。出力フォルダに、パッケージから抽出されたコンテンツがすでに含まれている場合は、既存のコンテンツが上書きされます。
構文
ExtractPackage_management (in_package, output_folder)
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_package |
抽出される入力パッケージ。 | File |
output_folder |
パッケージのコンテンツが含まれる出力フォルダ。 | Folder |
コードのサンプル
ExtractPackage(パッケージの抽出)の例 1(Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、ExtractPackage(パッケージの抽出)ツールを使用する方法を示しています。
arcpy.env.workspace = "C:/arcgis/ArcTutor/Getting_Started/Greenvalley"
arcpy.ExtractPackage_management('WaterUsePackage.lpk', 'C:/My_Data/Packages/WaterUse_unpacked')
ExtractPackage(パッケージの抽出)の例 2(スタンドアロン スクリプト)
指定のフォルダ内のすべてのジオプロセシング パッケージを検索し、ExtractPackage(パッケージの抽出)ツールでコンテンツを指定のフォルダに抽出します。
# Name: ExtractPackage.py
# Description: Find Geoprocesssing Packages within a specified folder and extract contents.
import arcpy
import os
from arcpy import env
env.overwriteOutput = True
# set folder that contains packages to extract
env.workspace = "C:/geoprocessing/gpks"
wrksp = env.workspace
for gpk in arcpy.ListFiles("*.gpk"):
print "Extracting... " + gpk
arcpy.ExtractPackage_management(gpk, os.path.splitext(gpk)[0])
print "done"
関連トピック
ライセンス情報
ArcGIS for Desktop Basic: ○
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
7/28/2014