ArcGIS Online World Geocoding Serviceの操作
ArcGIS Online World Geocoding Serviceを利用すると、ロケータを作成するために参照データセットを購入しなくても、世界中の住所または場所の検索、住所テーブルのジオコーディング、または場所のリバース ジオコーディングを実行できます。サービスは詳細で品質の高いポイントと住所のデータ、場所、および Gazetteer を参照し、世界中のほとんどの地域がカバーされています。World Geocoding Serviceは、インターネット接続と適切な認証情報があれば誰でも利用でき、ArcGIS for Server の独自インスタンスでサービスを設定する必要がなくなります。サービスの目的は、開発者と GIS 専門家のワークフローを簡単にすることです。
World Geocoding Serviceでは、ArcGIS Online for organizations のサブスクリプションを必要とせずに、住所や場所を対話的にすばやく検索できます。サービスはデフォルト ロケータとしてマップに追加され、[ジオコーディング] ツールバーまたは [検索] ダイアログ ボックスで使用できます。
住所テーブルのジオコーディング、ジオコーディングされたフィーチャクラスの再照合、およびフィーチャクラスのリバース ジオコーディングでは、サービスはクレジット ベースの使用モデルで動作し、使用した分だけを支払うことができます。サブスクリプションをまだ登録していない場合は、サブスクリプションを購入するか、30 日間の無料トライアルを利用できます。クレジット ベースの使用については、「ジオコーディングのサービス クレジット」をご参照ください。
ArcGIS Online にサイン インするには、ArcMap または ArcCatalog で [ファイル] → [サイン イン] の順にクリックします。
サブスクリプションが必要なジオコーディング プロセスを実行している場合は、[ArcGIS Online サイン イン] ダイアログ ボックスを使用して ArcGIS Online for organizations のアカウントにログオンするよう要求されます(サイン インしていない場合)。
ArcGIS Online にサイン インすると、カタログ ウィンドウの [Ready-To-Use Services] → [ジオコーディング] 以下でWorld Geocoding Serviceを参照できるようになります。ジオコーディング ジオプロセシング ツールの使用でロケータを要求されたときに、このサービスを選択できます。