M 座標のメジャー プロパティの定義

ルート フィーチャクラスを新規作成するときは、標準ツールを使用して新しいフィーチャクラスを作成します。このダイアログ ボックスで、フィーチャ座標に M 値を含めるためのチェックボックスをオンにします。

新しいフィーチャクラスの座標に M 値を追加

次に示すパネルで、M 許容値を設定するか、またはデフォルト値をそのまま使用します。M 許容値とは、処理時に M 値をクラスタリングするための許容値です。デフォルト値は 0.001 単位です。座標が一致しており、その M 値が許容値内である場合、それらは互いに等しいと見なされます。

M 許容値を設定するパネル

ほとんどの場合は、デフォルトの許容値で問題ありません。ただし、メジャー値が非常に小さく、0.001 単位の範囲内にあるメジャーを同一と見なしたくない場合は、デフォルト以外の M 許容値を指定します。

さらに、M 座標精度を変更する場合は、このパネルで [デフォルトの座標精度とドメイン範囲を適用] チェックボックスのチェックを外します。その次に表示されるパネルでは、M 座標精度および M 範囲の座標プロパティを設定できます。

M 座標精度と M 値の範囲を設定

M 座標精度は M 値の精度を表し、デフォルト値は 0.0001 単位(デフォルトの M 許容値の 10 分の 1)です。これは、M 値が小数点以下 4 桁の精度で保存されることを意味しています。これよりさらに高い精度が求められる場合は、デフォルト以外の M 座標精度を指定する必要があります。たとえば、M 座標精度として 0.000001 を指定した場合、小数点以下 6 桁の精度で M 値が保存されます。

M 座標精度と M ドメイン範囲(最小値と最大値)は、互いに直接関連しています。M 座標精度を変更すると、その精度に基づいて M 最大値が再計算されます。また、M 値の最小値と最大値を指定して、M 値の範囲を設定することもできます。入力した最小値と最大値に基づいて、精度が最も高くなるように M 精度が再計算されます。

5/10/2014