ネットワークの構築後に報告されたエラーの修正

ターン(またはネットワークに含まれるその他のフィーチャ)を編集したら、ネットワーク データセットを再構築し、編集によってエラーが生じていないか確認する必要があります。構築時にエラーが発生した場合は、構築プロセスが完了した後でそれらのエラーが表示されます。

注意注意:

構築エラーは、temp ディレクトリの BuildErrors.txt ファイルにも書き込まれます。このファイルには、最後に実行した構築のエラーのみが保存されます。つまり、構築を実行するたびに、それ以前のエラーは消去されます。temp ディレクトリにアクセスするには、Windows エクスプローラを開き、アドレス バーに「%temp%」と入力します。テキスト ファイルは arc**** という名前のサブディレクトリにあります。アスタリスクはそれぞれ 1 文字の英数字を表します(たとえば、arc65D0)。親ディレクトリの名前が示すように、このサブディレクトリは一時的なディレクトリです。したがって、BuildErrors.txt ファイルを後で参照したい場合は、自動的に削除される前にファイルを別のディレクトリにコピーしておきます。

手順:
  1. [スタート] [すべてのプログラム] [ArcGIS] [ArcMap 10.2.2] の順にクリックして、ArcMap を起動します。
  2. [標準] ツールバーの カタログ ウィンドウ ボタン カタログ をクリックします。

    ドッキング可能な カタログ ウィンドウが開きます。

  3. ネットワークに含まれるフィーチャクラスに移動します。
  4. フィーチャクラスをマップまたはコンテンツ ウィンドウにドラッグします。
  5. [標準] ツールバーで [エディタ ツールバー] ボタン エディタ ツールバー をクリックします。

    [エディタ] ツールバーが表示されます。

  6. [エディタ] ツールバーの [エディタ] メニューをクリックし、[編集の開始] をクリックします。

    [編集の開始] ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. 構築エラー ログ ファイルで、構築エラーの原因となったフィーチャを探します。
  8. エラーの修正が必要なフィーチャを編集します。
  9. 各構築エラーについて、最後の 2 つのステップを繰り返します。
  10. フィーチャクラスの編集が完了したら、[エディタ] ツールバーで、[エディタ] [編集の終了] の順にクリックします。
  11. [はい] をクリックして編集内容を保存します。
  12. [Network Analyst] ツールバーで、[ネットワーク データセットの構築] ボタン ネットワーク データセットの構築 をクリックします。
  13. 注意注意:

    ターン フィーチャの編集によって生じるネットワーク構築エラーは、ネットワーク データセットの構築時に発生するその他のエラーと同様に報告されます。

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5/28/2014