不規則な間隔の時系列データ

時間フィールドを 1 つだけ使用してデータを経時的に表示する場合、データの間隔が均等でないと、表示されるデータにギャップが生じることがあります。ギャップに相当する期間はデータが何も表示されません。

この問題を回避するには、特定のフィーチャの時間値が次のフィーチャの開始時間値となる終了時間フィールドを計算します。終了時間フィールドを計算するには、[終了時間の計算(Calculate End Time)] ツールを実行します。

[終了時間の計算(Calculate End Time)] ツールの詳細

開始時間と終了時間を伴うフィーチャは、指定した期間についてのみ有効なフィーチャと見なされます。タイム スライダを使用してデータを表示すると、スライダ上で、指定した開始時間から終了時間に相当する期間のみフィーチャが表示されます。たとえば、データで使用されているフィーチャの開始時間が 2010 年 1 月 1 日で、終了時間が 2010 年 1 月 15 日の場合、このフィーチャは、タイム スライダ上の時間が 2010 年 1 月 1 日になった時点から 2010 年 1 月 15 日まで表示されます。

注意注意:
  • 間隔が均等でないデータに開始時間フィールドと終了時間フィールドが指定されている場合は、[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [時間] タブで、[レイヤ時間][各フィーチャに開始時間フィールドと終了時間フィールドが 1 つずつあります] に設定します。
  • 間隔が不規則なデータを経時的に表示する場合、タイム スライダでタイム ウィンドウを指定することもできます。タイム ウィンドウを使用すれば、特定の期間内のデータを表示できます。たとえば、1 日にわたって散発的に収集した時系列データがある場合、時間ステップを 1 日に設定すれば、1 日ごとにデータ表示を更新できます。また、タイム ウィンドウを 1 日に設定すると、その前日のデータも表示されます。

    タイム スライダでのタイム ウィンドウの設定について

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5/12/2014