類似フィーチャの検索(Find Similar) (Business Analyst)
使用法
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従来の類似性のランク付け手法を使用する場合([従来の類似性のランク付けを使用] パラメータがオン)、最初の解析では各変数の範囲(パーセントで指定)を 25% に設定します。これにより、候補店舗にスコアを付け、1 つ以上のランキングを作成できる可能性が高くなります。
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基準店舗と候補店舗に適切にスコアを付けるために必要な変数が不明な場合は、主成分分析(PCA)を使用して([従来の類似性のランク付けを使用] パラメータをオフ)類似性のランク付け解析を実行します。この方法では、変数を必要なだけ入力し、店舗のスコア付けに最適な変数を Business Analyst に決定させることができます。
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従来の類似性のランク付けでは、変数の数が最大 5 つに制限されています。
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PCA を使用するときは、ポイントまたはポリゴンで解析を実行するオプションを指定できます。
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ポイント レイヤを選択する場合は、店舗スコア変数を選択および解析する範囲を含む半径を選択する必要があります。
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ポリゴン レイヤを選択する場合は、店舗スコア変数を選択および解析する範囲が各ポリゴンに含まれます。
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基準店舗は、ターゲット レイヤの 1 つのフィーチャから選択できます。
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[境界とする主成分分析の固有値] の 1 は、広く普及しているカイザー基準に基づいてデフォルトのままにすることをお勧めします。
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[ランク付けするフィーチャの数] を選択すると、分析の出力に表示されるフィーチャの数を制限することができます。この方法ではすべてのフィーチャが解析されますが、上位の x フィーチャだけが表示されます。
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この解析では、有効な範囲(分析範囲)内にあるターゲット店舗またはポリゴンのみが使用されます。
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[フィールド マッピング ファイル] オプションが必要になるのは、基準店舗が候補店舗と異なっていて、候補店舗レイヤと異なる ID フィールドを持つ場合のみです。ID フィールドが同じなら、このオプションは不要です、
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[類似性のランク付け(Find Similar)] ジオプロセシング ツールでフィールド マッピング ファイルをインポートするには、Business Analyst の [類似性のランク付け] ウィザードを使用してそのファイルを作成し、エクスポートする必要があります。
構文
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
InputFeatureLayer |
類似性に基づいてランク付けするデータが格納される入力フィーチャ。入力フィーチャクラス ポイント(店舗)またはポリゴン(商圏)。 | Feature Layer |
MasterSite |
店舗スコア付け変数をターゲット レイヤの他のフィーチャに対してどのようにランク付けするかを決める主フィーチャ。基準店舗は、ターゲット レイヤの 1 つから選択されます。 | String |
OutputFeatureClass |
類似性のランク付けフィーチャの格納先となる出力フィーチャクラス。出力フィーチャクラスは、基準店舗との類似性に基づいてランク付けされます。 | Feature Class |
UserDefineRadiuses (オプション) |
基準店舗およびターゲット レイヤ内のポイントの周囲で人口統計を検索する範囲を定めます。これは、ターゲット レイヤとしてポイント レイヤを選択した場合にのみ使用されます。 | Double |
MeasureUnits (オプション) |
半径内の距離を測定する方法を定義します。
| String |
BDSFeatureClass (オプション) |
各店舗をランク付けする方法を指定するために使用される変数(通常は Esri 人口統計データ)が格納されるデータ レイヤ。 | Feature Layer |
UseOrdinaryFS (オプション) |
従来の類似性のランク付けを使用するかどうかを決定します。
| Boolean |
UseOrdinaryFSVals [[Layer, {Variable}, {Percentage}, {Category}],...] (オプション) |
解析データ レイヤから選択した、従来の類似性のランク付けで使用される変数。従来の方式では、最大 5 つの変数を追加できます。 | Value Table |
PCAFields [[Layer, {Variable}, {Category}],...] (オプション) |
解析データ レイヤから選択した、主成分分析方式で使用される変数。 | Value Table |
UserDefinedBoundVal (オプション) |
推奨値の 1 以外の固有値を指定することができます。 | Double |
FSRankFeatNum (オプション) |
基準店舗に対する類似性に基づいてランク付けできるターゲット レイヤ内のフィーチャの数を指定します。 | Long |
FSUseMasterSitesLayer (オプション) |
ターゲット レイヤ以外のレイヤ ファイルから基準店舗を選択できるかどうかを指定します。
| Boolean |
FSMasterSitesLayer (オプション) |
基準店舗が格納されるフィーチャ。このオプションは、類似性のランク付け(Find Similar)ツールの結果をランク付けするために使用されるレイヤとは別のレイヤから基準店舗を選択する場合に使用します。 | Feature Layer |
FSFieldMap (オプション) |
基準店舗をターゲット レイヤにマッピングするために使用されるフィールドを格納したファイル。 | File |
UseOnlineData (オプション) |
オンラインの Business Analyst データにアクセスして解析で使用します。
オンラインの Business Analyst データにアクセスして、分析に使用することを選択します。
| Boolean |
コードのサンプル
# Name: FindSimilar.py
# Description: Ranks the top ten customers using a 1 mile buffer around each customer based on current total population in the San Francisco area.
# Author: Esri
# Import system modules
import arcview
import arcpy
arcpy.ImportToolbox("C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.2\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")
try:
# Acquire extension license
arcpy.CheckOutExtension("Business")
# Define input and output parameters for the Find Similar tool
Target = "C:/temp/sf_cust.shp"
Master = "1 : Customer 2"
Output = "C:/temp/findsimilar.shp"
Data = "C:/ArcGIS/Business Analyst/US_2013/Data/BDS/esri_bg"
numRadius = 1
numEigen = 1
numRank = 10
Params = "C:\\ArcGIS\\Business Analyst\\US_2013\\Data\\BDS\\esri_bg.bds TOTPOP_CY TARGET_LAYER"
# Create a Find Similar ouput
arcpy.FindSimilar_ba(Target, Master, Output, "1", "Miles", Data , "false" , "#", Params, numEigen, numRank)
# Release extension license
arcpy.CheckInExtension("Business")
except:
print arcpy.GetMessages(2)