ArcGlobe での [観測点設定] ツールの使用

名前が表すように、[観測点設定] ツールは観測点を直接操作します。3D ビュー内をクリックして新しい観測点を設定すると、新しい観測点から同じ目標点が表示されるようにカメラが移動します。これは、視線を木に固定しながら、公園の反対側に歩いていくことに似ています。

このツールの一般的な用途は、特定の位置から見えるもの(建築物の窓からの眺望など)を決定することです。このツールを使用して観測点を変更した後に、観測点を移動せずに 3D ビューを対話的に表示するには、[フライ] ツールに切り替えて 1 回クリックします。

手順:
  1. ArcGlobe で、[ツール] ツールバーの [観測点を設定] 観測点設定 ボタンをクリックします。
  2. ポインタの形が [観測点設定] ツールに変化します。

    ピボット アンカーのアイコンが表示され、処理の最後にカメラが置かれるポイントを強調表示します。

  3. 3D ビューのサーフェスまたは 3D オブジェクトをクリックします。
  4. ビューの中央に同じ目標点が保持された状態で、観測点が新しい位置に更新されます。

ヒントヒント:
  • 観測点を変更するときの混乱を防ぐために、別の方法として、はじめに [目標点を中央配置] ツールを使用して、目標点を固定することもできます。この方法では、観測点の移動後に見ている方向が分かります。
  • [観測点を設定] の機能は、標準的な [ナビゲート] ツールを使用したショートカットとしても実行できます。[ナビゲート] ツールを使用して、Ctrl キーを押しながらマウスの中央ボタンをクリックすると、新しい観測点が定義されます。この場合、ツールを切り替える必要はありません。
5/10/2014