ArcGIS Web マップとは
ArcGIS Web マップは地理情報を対話形式で表示したものであり、内容を表現し、疑問に答えるために使用できます。たとえば、次のようなマップを検索したり作成できます。このマップでは、米国におけるスーパーマーケットまで徒歩または自動車で移動できる範囲に住む人口を調べることができます。このマップには、スーパーマーケットまで自動車で 10 分以内または徒歩 1 マイル以内にある地区を示すレイヤがあります。また、コンテキスト用として、都市、道路、建物を土地被覆および陰影起伏画像に重ね合わせた地形図ベースマップがあります。
Web マップに含まれる内容
Web マップには、ベースマップ、データ レイヤ、範囲、凡例、およびナビゲーション ツール(ズーム、画面移動、地名検索、ブックマークなど)が含まれます。また、多くの Web マップには、画像と道路のようなマップ間での切り替えが可能なベースマップ ギャラリーなどの対話的要素と、計測ツール、ポップアップ ウィンドウ(特定のフィーチャに関する属性を表示する)、および時系列的なデータ再生用のボタンも含まれます。これらのマップの内容は、特定のメッセージを伝達したり、特定のマップ ベースの機能を提供したりするためにサービスおよびファイルからデータ レイヤを使用して構築されます。一部の Web マップにはアノテーション付きの一連のスライドが含まれ、それぞれのスライドは関連付けられたテキストおよびグラフィックスとともにマップの中の特定のビューを表示します。これらはプレゼンテーションとして知られています。
Web マップを使用できる場所
Web マップは、標準の Web ブラウザ、モバイル デバイス、およびデスクトップ マップ ビューアで開くことができます。リンクを介して共有したり、Web サイトに埋め込んだり、ブラウザ ベースおよびデバイス ベースのアプリケーションの作成に使用したりできます。
Web マップの作成方法
Web マップは 3 つの基本的な手順で作成できます。これらの手順とは、エリアの選択、表示内容の決定、作業の保存および共有です。新しいマップから作業を開始するか、または既存のマップを使用することができます。既存のマップを開いた場合は、範囲を変更したり、場所を探したり、凡例を表示したり、フィーチャに関する情報を確認したりできます。いずれの方法でも、ベースマップ ギャラリーからのベースマップの選択、データ レイヤの追加、ポップアップ ウィンドウの構成、特定の場所へのブックマークの追加、およびマップの説明の追加を行った後に独自のアイテムとして保存し、リンクを置くか Web サイトまたはアプリケーションに埋め込むことで他のユーザと共有することができます。