Workflow Manager エクステンション
ArcGIS Workflow Manager を使用して管理するワークフローは、Web サービスとして利用したり、Web クライアント アプリケーションからアクセスすることができます。
Workflow Manager を利用して、以下の操作を行えます。
- タスクを自動化し、繰り返し行われる設定作業を削減することで、ユーザの生産性を向上させます。
- スタッフやスケジュールなどを追跡しながら GIS タスクを完了することで、時間を節約します。
- ワークフローを作成して適切なリソースに割り当てます。
- マルチユーザ ジオデータベース環境でフィーチャの編集を管理および追跡します。
- 作業を地理的に離れた場所に配分することで、分散した労働力を管理します。
- GIS ワークフローを他のビジネス アプリケーションとシームレスに統合します。
Workflow Manager の詳細については、「Workflow Manager とは」とその関連トピックをご参照ください。Workflow Manager で実行できることの多くは、サーバを通して公開できます。
Web 上での Workflow Manager の操作
Workflow Manager サービスを利用すると、Web 上でクライアントからワークフローを利用することができます。ArcGIS Workflow Manager エクステンションを有効にした後、Workflow Manager のリポジトリを Web サービスとして公開できます。インターネットまたはイントラネット ユーザは、Web アプリケーションやモバイル アプリケーションなどの軽量なクライアントで、Web サービスを使用してワークフローにアクセスしたり、これらを変更することができます。Workflow Manager Resource Center ページでは、これらのアプリケーションのサンプルや構築方法に関する情報を入手できます。
ワークフローを Web またはモバイル アプリケーションに公開する利点は、1 つには誰でも簡単に情報にアクセスできることです。組織内のコンピュータの多くに ArcGIS ソフトウェアがインストールされていない場合でも、Web ブラウザはほとんどのコンピュータにインストールされています。場合によっては、適切なログイン情報を使用して自宅から Web アプリケーションにアクセスすることも可能です。情報を Web アプリケーションに置くことで、より多くのユーザがさまざまな場所からその情報を利用できるようになります。
ArcGIS に慣れていないユーザ向けに設計をカスタマイズできることも、Web アプリケーションの利点です。ワークフローに関して必要な情報だけが表示されるように、設計を単純にすることができます。また、組織に Web サイトがすでに設置されている場合は、ワークフローを公開するためのページをサイト内に構築することもできます。
ArcGIS で Workflow Manager サービスを公開する詳細な手順については、「Workflow Manager サービスの公開」をご参照ください。