セグメンテーション チャート
最良の顧客に対する理解を深め、そうした顧客をターゲットにできるようにするために、顧客データ、プロファイル、ターゲット グループからセグメンテーション チャートを作成します。Business Analyst の [プロファイルの作成] で作成した既存の顧客プロファイルを使用して、顧客構成比、占有率、インデックスに基づいてセグメントをプロットするチャートを作成し、Core、Developmental、Niche ターゲット グループを識別します。次の 3 種類のセグメンテーション チャートを使用できます。
プロファイル バー チャート(旧「プロファイル比較バー チャート」)
最初のチャート タイプは、プロファイル バー チャートです。このチャートは、全 66 種類のタペストリ セグメントをチャート上のバーとして表示します。各バーの長さは、各セグメントの顧客プロファイル インデックスの値によって変わり、バーの幅は、各セグメントの顧客プロファイルの構成比または占有率によって変わります。インデックスの平均は 100 であるため、バー チャートの中心は常に 100 に設定されます。インデックスが 100 より大きいセグメントは、バー チャートの中心より右側に、100 より小さいセグメントは左側に表示されます。
プロファイル バー チャートの詳細。
複数プロファイル バー チャート
複数プロファイル バー チャートはプロファイル バー チャートと同じですが、さらにバー チャート上で最大 4 つの追加プロファイルのトレンド ラインを表示することができます。同じチャート上に複数のプロファイルのインデックスを表示したい場合は、このオプションを使用してください。
複数プロファイル バー チャートの詳細。
4 象限(ゲーム プラン)チャート
4 象限チャートは、全 66 のタペストリ セグメントを x,y チャート上のポイントとして表示します。ここで、y 軸の値は各セグメントのインデックスを表し、x 軸の値はセグメントの構成比を表します。このチャートは象限に分割されており、そのデフォルトの中心線の値はチャート内の値に基づいて自動的に設定されます。このチャートの中心線の値を手動で調整することにより、チャート上の 4 つの象限のどれにどのセグメントを入れるかを調整できます。このチャートを使用すると、分類されたチャートの象限に基づいて、Core、Developmental、および Niche 顧客を簡単に識別および選択できます。
4 象限チャートの詳細。
プロファイル バー チャート
ターゲット プロファイル、参照プロファイル、およびターゲット グループを選択し、[次へ] をクリックします。表示ウィンドウを拡大して、チャートを見やすくすることができます。このチャートは、全 66 種類のタペストリ セグメントをチャート上のバーとして表示します。各バーの長さは、各セグメントの顧客プロファイル インデックスの値によって変わり、バーの幅は、各セグメントの顧客プロファイルの構成比によって変わります。占有率を表すように、またはスケーリングを行わないように幅を変更するには、右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[スケーリング] タブをクリックします。
インデックスの平均は 100 であるため、バー チャートの中心は常に 100 に設定されます。インデックスが 100 より大きいセグメントは、バー チャートの中心より右側に、100 より小さいセグメントは左側に表示されます。バーは、どのターゲット グループに属するかに基づいて色分けされます。カーソルがチャート上にあるときにマウスを右クリックすると、チャートを変更するいくつかのオプションを利用できます。
- 右クリックして、[凡例] または [右上隅] をクリックすると、色の濃淡でどのグループが関連付けられているかを示した凡例が表示されます。
- 右クリックして、[並べ替え]、[グループ ID で並べ替え]、または [降順] をクリックすると、セグメントが属するターゲット グループによってセグメントを並べ替えることができます。
- 右クリックして、[プロパティ] をクリックすると、バーの色分けに使用されている色を変更し、チャート上にセグメント ラベルを表示することができます。
チャートの調整が完了したら、[次へ] をクリックします。テキスト ボックスにレポート名とレポートのタイトルを入力します。これらは、このレポートを作成するために選択したプロファイルを説明する内容にする必要があります。
複数プロファイル バー チャート
チャート上に表示するプロファイルを最大 4 つまで追加することを除いて、上記のプロファイル バー チャートの作成と同じ手順に従ってください。
選択したプロファイルはすべて、最初に表示されたプロファイルのバー チャートの上にトレンド ラインとして表示されます。ベース バー チャートとして表示されているプロファイルのトレンド ラインを削除するには、チャート上で右クリックして、[プロパティ] をクリックし、[プロファイルの 1 つのトレンドラインを表示] の横にあるチェックボックスをオフにします。[選択中のプロファイル] ドロップダウン メニューで別のプロファイルを選択して、ベース バー チャートとして表示されるプロファイルを調整することもできます。このチャートでも、上記のプロファイル バー チャートと同じ表示オプションの大半を利用できます。
4 象限(ゲーム プラン)チャート
ターゲット プロファイル、参照プロファイル、およびターゲット グループを選択し、[次へ] をクリックします。画面上のゲーム プラン チャートを使用して、ターゲット セグメントが適切な位置にくるように中心線を手動で調整するか、チャートをそのままにして、[次へ] をクリックします。テキスト ボックスにレポート名とレポートのタイトルを入力します。これらは、このレポートを作成するために選択したプロファイルを説明する内容にする必要があります。
セグメンテーション チャートの表示プロパティを変更する方法
3 種類のそれぞれのチャートで、並べ替え順、凡例表示、表示色、凡例/ラベルなどの表示プロパティを設定するには、変更するチャートを右クリックし、適切なオプションを選択します。
バー チャート オプションの [並べ替え] オプションを使用して、チャート上のバーを並べ替えることができます。デフォルトでは、バー チャートはセグメント ID の昇順に並べ替えられます。インデックス、構成比、およびターゲット グループ ID の昇順または降順にバーを並べ替えることができます。
バー チャートの [凡例] オプションを使用すると、チャートの 4 隅のいずれかに凡例を表示することができます。右クリックして、[凡例] をクリックし、適切な隅を選択すると、ターゲット グループの凡例が表示されます。
[軸の位置のリセット] オプションは主に 4 象限チャートで、構成比軸とインデックス軸を元のデフォルト値にリセットするために使用しますが、バー チャートのインデックス軸を中央にリセットするためにも使用できます。
3 種類のどのチャートでも、[プロパティ] オプションを使用して、色と表示の設定、および他のさまざまなオプションを変更できます。一部のオプションはチャート タイプに固有であり、適用されるチャートでのみ変更できます。任意のチャートを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、ダイアログ ボックスを開きます。
3 つのチャートで各ターゲット グループを識別するために使用されている色をリセットするには、TargetID をダブルクリックして、パレットから基本色を選択するか、カスタム カラーを作成します。[色の作成] ボタンをクリックして、カスタム カラーを作成します。複数プロファイル バー チャートを使用している場合は、同じ方法でトレンド ラインの色を設定できます。また、[トレンドラインを表示] をオフにして、特定のトレンド ラインをチャートから削除することもできます。同様に、4 象限チャートを使用している場合は、このオプションを使用して象限の色を変更できます。
カスタム カラーを作成するには、[色の作成] ボタンをクリックして、カラー スペクトル ボックス内で左クリックし、右のスライダ セクション内をクリックして、明暗を設定します。[色|純色] ボックスにカラーが表示され、[色の追加] をクリックすると、そのカラーをカスタム カラーに追加できます。
[その他] タブでは、4 象限チャートの象限名ラベルを定義し、バー チャートではセグメント ラベルを表示するように選択し、複数プロファイル バー チャートではトレンド ラインの幅を変更できます。変更できるオプションは、変更対象のチャートに適用されるオプションのみです。
[スケーリング] タブで、バー チャートのバーの幅のスケーリングを調整できます。構成比または占有率を選択するか、スケーリングをすべて削除し、バーの幅をすべて同じにすることができます。
セグメンテーション チャートの詳細。