演習 1:Business Analyst の利用開始
Business Analyst の利用開始
この演習では、Business Analyst の起動と、ツールバーおよびウィンドウへのアクセス方法について学習します。
はじめに、ArcMap のツールバーにある Business Analyst を起動します。2 つのマップ ドキュメント(MXD)が用意されており、Business Analyst の利用に最適化されています。作業を始めるにあたり、デスクトップからプログラムのショートカットとしてこれらの MXD を起動できます。C:\ArcGIS\Business Analyst\US_2013\Data から起動する方法もあります。
次の 2 つの MXD が用意されています。
- 2013 Business Analyst.mxd - ローカルにインストールされたベクタ データを含み、地図作成用に拡張された、カスタマイズ可能な MXD です。すべてのショッピング センター、目標物ポイント、人口統計 BDS(Business Analyst データソース)レイヤが読み込まれます。
- 2013 Business Analyst Web.mxd - デフォルトの背景マップ サービスと人口統計 BDS レイヤを含む、迅速な描画が可能な MXD です。この MXD を使用するには、インターネットに接続されている必要があります。
-
[Business Analyst] デスクトップ ショートカットをクリックします。
Business Analyst が起動すると、最近使用したプロジェクト、マップ ドキュメント、ソフトウェア、データ、新しい情報、ヘルプ、サポート、チュートリアルを含む [Business Analyst Desktop メッセージ センター] ダイアログ ボックスが表示されます。[x] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じると、チュートリアルを開始できます。
-
ツールバー上の [Business Analyst] をクリックすると、メニューが開きます。
ツールバーには、コマンド、フィーチャ、およびドロップダウン メニューが含まれています。コマンドを選択すると、ガイド付きのウィザードベースのダイアログ ボックスが開き、Business Analyst の各プロセスを案内します。
注意:
上級ユーザの場合、ArcToolbox および Python ウィンドウから Business Analyst ツールにアクセスすることもできます。
Business Analyst ウィンドウの概要
Business Analyst ウィンドウはドッキング可能な ArcMap のウィンドウで、次に示す数種類の一般的な Business Analyst 機能と関数が含まれています。
- プロジェクト エクスプローラ - 作業データを整理および取得します。
- スマート マップ検索 - 基準に基づく最適な場所を検索します。
- バッチ タスク - バッチ セッションで作業を実行します。
- お気に入り - 一般的なコマンドのショートカットをカスタマイズします。
- テリトリー デザイン - 売上とサービス テリトリーを作成し、自動的にバランス調整します。
- カラー コード マップ - データ変数を主題別にマッピングします。
下の図の青いボックスに示すとおり、[テリトリー デザイン] および [カラー コード マップ] ツールバーは、Business Analyst ウィンドウの [ツールバー] セクションからアクセスできます。
![]() |
Business Analyst を操作している間は、[Business Analyst] ウィンドウを中心的なワークスペースとして使用します。
-
[Business Analyst] ツールバーで、[Business Analyst ウィンドウの切り替え] ボタンをクリックします。
Business Analyst ウィンドウが、コンテンツ ウィンドウの上にドッキングされた状態で表示されます。下部のタブを使用して、ビューを変更したり、ウィンドウをドッキング解除したりできます。
「演習 2: 店舗および顧客のジオコーディング」をクリックして、次の演習に進みます。