モザイク データセット アイテムのエクスポート（Export Mosaic Dataset Items） (データ管理)
サマリ
モザイク データセット内の処理済み画像のコピーを、指定のフォルダに指定のラスタ ファイル形式で作成します。
使用法
-
デフォルトでは、すべてのアイテムが指定のフォルダにエクスポートされます。画像のサブセットだけをエクスポートする場合は、クエリを作成するか、選択を行います。
-
画像は、関数チェーンからのすべての処理を適用されてエクスポートされます。このツールは、未処理のソース画像をエクスポートしません。
構文
| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_mosaic_dataset |
入力モザイク データセット | Mosaic Layer |
out_folder |
出力ラスタが保存される出力フォルダ。 | Folder |
where_clause (オプション) |
モザイク データセット アイテムのサブセットをエクスポートする場合は、SQL クエリを定義します。SQL 構文の詳細については、「ArcGIS で使用される条件式の SQL リファレンス」をご参照ください。 クエリが指定されていない場合は、すべてのモザイク データセット アイテムがエクスポートされます。 | SQL Expression |
out_base_name (オプション) |
エクスポートする各ファイル名の接頭辞。ObjectID 番号が追加されて、ファイル名となります。 ベース名が設定されていない場合は、モザイク データセット アイテムの Name フィールドのテキストが使用されます。 | String |
format (オプション) |
エクスポートするラスタ データセットのファイル形式。
| String |
nodata_value (オプション) |
出力データの NoData 値。 出力データをクリップする場合は、NoData 値を指定することをお勧めします。 | String |
clip_type (オプション) |
出力画像のクリップに使用する方法。
| String |
template_dataset (オプション) |
クリップ境界の定義に使用される範囲またはデータセット。 | Extent |
cell_size (オプション) |
出力データの X および Y セル サイズ ディメンション。デフォルトのセル サイズは入力と同じです。 | Point |
コードのサンプル
これは、ExportMosaicDatasetItems（モザイク データセット アイテムのエクスポート）のための Python サンプルです。
import arcpy
arcpy.ExportMosaicDatasetItems_management(
"c:/workspace/exportmditems.gdb/export_all_items",
"c:/workspace/export_all_items_out",
"allitems", "", "TIFF", "", "NONE", "", "")
これは、ExportMosaicDatasetItems（モザイク データセット アイテムのエクスポート）のための Python スクリプト サンプルです。
#Export Mosaic Dataset items
import arcpy
arcpy.env.workspace = "c:/workspace"
#export mosaic dataset items using feature class as clipping extent
imdname = "exportmditem.gdb/exportmd"
outfolder = "c:/workspace/outfolder"
basename = "Landsat8"
query = "OBJECTID = 1"
out_format = "TIFF"
nodata_value = "#"
cliptype = "FEATURE_CLASS"
clip_featureclass = "c:/workspace/featureclassdb.gdb/clip_FC"
cell_size = "#"
arcpy.ExportMosaicDatasetItems_management(imdname, outfolder, basename,
query, out_format, nodata_value, cliptype, clip_featureclass, cell_size)