ArcMap でのラスタ レイヤへのパンシャープンの適用
パンシャープンでは、高解像度パンクロマティック ラスタ レイヤを使用して、低解像度マルチバンド ラスタ レイヤと合成させます。その結果、2 つのラスタ レイヤが完全にオーバーラップする場所でパンクロマティック ラスタの解像度を持つマルチバンド ラスタ レイヤが生成されます。
画像をパンシャープンするには、[画像解析] ウィンドウの [パンシャープン] ボタン を使用するか、レイヤ プロパティを変更します。
手順:
- ArcMap で [データの追加] ボタン を使用して、マップに低解像度カラー イメージを追加します。
- コンテンツ ウィンドウでラスタ レイヤを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [シンボル] タブをクリックします。
- [表示] メニューで [RGB 表色系] をクリックします。
- [プロパティ] リストの最後までスクロールし、[パンシャープン] をオンにします。
- [パンクロマティック画像] ドロップダウン矢印をクリックして画像名をクリックするか、[参照] ボタン をクリックして高解像度イメージを選択します。
-
[パンシャープン タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、適切なカラー変換を選択します。
- IHS
- Brovey
- Esri
- [Simple Mean]
- Gram-Schmidt
- 必要に応じて、赤、緑、青、赤外線バンドのそれぞれのウェイト値を入力します。
- ラスタ データセットの 4 つめのバンドが近赤外線バンドであり、これを使用する場合は、[赤外画像を 4 番目のバンドに使用する] チェックボックスをオンにする必要があります。
- [OK] をクリックします。
ヒント:
ディスプレイ リサンプリングは共一次内挿法に設定することをお勧めします。これにより、パンシャープンされた出力イメージのピクセル化が低くなります。ディスプレイ リサンプリングには、[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [表示] タブでアクセスすることができます。
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5/10/2014