画像解析ウィンドウでの [パンシャープン] ボタンの使用

[パンシャープン] ボタンでは、高解像度パンクロマティック ラスタ レイヤを使用して、低解像度マルチバンド ラスタ レイヤと融合させます。その結果、2 つのラスタ レイヤが完全にオーバーラップする場所でパンクロマティック ラスタの解像度を持つマルチバンド ラスタ レイヤが生成されます。

手順:
  1. ArcMap[画像解析] ウィンドウを表示するには、メイン メニューで [ウィンドウ] をクリックし、[画像解析] をクリックします。
  2. パンシャープン タイプとウェイトを設定します。
    1. [画像解析] ウィンドウで [オプション] ボタン [オプション] をクリックします。
    2. [パンシャープン] タブをクリックします。
    3. [パンシャープン タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、適切なカラー変換を選択します。
    4. 必要に応じて、赤、緑、青、赤外線バンドのそれぞれのウェイト値を入力します。
    5. 必要な場合は、[波長を使用] をオンにします。

      このオプションは、波長情報がデータセット内にある場合に、使用する正しいバンドを特定しようとします。波長情報がない場合、バンド番号が使用されます。

    6. [OK] をクリックします。
  3. [画像解析] ウィンドウ内でマルチスペクトル ラスタ レイヤをクリックします。
  4. [画像解析] ウィンドウで、Ctrl キーを押しながらパンクロマティック ラスタ レイヤをクリックします。
  5. [パンシャープン] ボタン パンシャープン をクリックします。

    パンシャープンされたイメージがテンポラリ ラスタ レイヤとしてディスプレイに追加されます。このイメージを保存する場合は、[画像解析] ウィンドウでイメージを選択し、ウィンドウ内の [エクスポート] ボタン エクスポート をクリックします。

    この操作により、テンポラリ レイヤにパンシャープン関数が追加されます。

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5/10/2014