Web からのレイヤの追加

データ レイヤを Web マップに追加する 1 つの方法として、既知の特定のサービス レイヤへの URL を参照する方法があります。URL を使用して次のタイプのレイヤを追加できます。

ポータルが Bing Maps 用に構成されている場合、Bing Maps のベースマップを追加することもできます。

ArcGIS Server サービスの追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [ArcGIS Server Web サービス] を選択します。
  5. [URL] フィールドにレイヤの Web アドレスを入力します。

    ArcGIS Server Web サービスの URL は、「http://<server name>/arcgis/rest/services/folder/<service name>/<service type>」の形式です。サービスがルート フォルダにある場合、URL にフォルダ名を含める必要はありません。その場合の URL の形式は、「http://<server name>/arcgis/rest/services/<service name>/<service type>」です。

    たとえば、ArcGIS Server マップ サービスに接続するには、「http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/service/MapServer」のような URL を入力します。詳細および例については、『Portal for ArcGIS 管理者ガイド』のArcGIS URL のコンポーネント」をご参照ください。

  6. レイヤをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
  7. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。

マップ サービス、イメージ サービス、フィーチャ サービスを追加できます。ユーザ名とパスワードがわかっている場合は、ArcGIS Server 10 SP1 以降で作成されたセキュリティ サービスを追加できます。セキュリティ サービスをマップに追加するときは、それらの情報を入力するよう求められます。また、Web マップを表示しているユーザもすべて、ログインするよう求められます。ログインが無効な場合、Web マップは、レイヤが存在しない状態で表示されます。詳細については、「ArcGIS Server の Web サービスについて」をご参照ください。

WMS OGC Web サービスの追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [WMS OGC Web サービス] を選択します。
  5. [URL] フィールドにレイヤの Web アドレスを入力します。

    ArcGIS Server Web サービスの URL は、「http://<server name>/arcgis/rest/services/folder/<service name>/<service type>」の形式です。サービスがルート フォルダにある場合、URL にフォルダ名を含める必要はありません。その場合の URL の形式は、「http://<server name>/arcgis/rest/services/<service name>/<service type>」です。

    たとえば、WMS ケーパビリティを使用して ArcGIS Server マップ サービスに接続するには、「http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/service/MapServer/WMSServer」というような URL を入力します。詳細および例については、『Portal for ArcGIS 管理者ガイド』のArcGIS URL のコンポーネント」をご参照ください。

  6. レイヤをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
  7. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。

ポップアップ ウィンドウとフィーチャ編集はサポートされていません。詳細については、「OGC について」をご参照ください。

OGC WMTS Web サービスの追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [WMTS OGC Web サービス] を選択します。
  5. [URL] フィールドにレイヤの Web アドレスを入力します。使用可能なレイヤのリストが表示されます。

    ArcGIS Server Web サービスの URL は、「http://<server name>/arcgis/rest/services/folder/<service name>/<service type>」の形式です。サービスがルート フォルダにある場合、URL にフォルダ名を含める必要はありません。その場合の URL の形式は、「http://<server name>/arcgis/rest/services/<service name>/<service type>」です。

    たとえば、WMTS ケーパビリティを使用して ArcGIS Server イメージ サービスに接続するには、「http://gisserver.domain.com:6080/arcgis/rest/services/service/ImageServer/WMTSServer」というような URL を入力します。詳細および例については、『Portal for ArcGIS 管理者ガイド』のArcGIS URL のコンポーネント」をご参照ください。

  6. 追加するレイヤを選択します。複数のレイヤは選択できません。
  7. レイヤをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
  8. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。WMTS にその他のレイヤを追加する場合は、この手順を繰り返します。

ポップアップ ウィンドウと凡例はサポートされていません。レイヤで Esri タイル スキーマがサポートされていない場合、マップ ビューアはそのレイヤをベースマップとして追加します。詳細については、「OGC について」をご参照ください。

タイル レイヤの追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [タイル レイヤ] を選択します。
  5. [URL] フィールドにレイヤの Web アドレスを入力します。

    この URL はデータ プロバイダから入手します。

  6. タイル レイヤに 1 つ以上のサブドメインが含まれている場合、[サブドメイン] フィールドでタイル レイヤのサブドメイン ラベルを指定します。ラベル同士はカンマで区切ります。

    サブドメインはタイル レイヤのプロバイダが複数のサーバにタイル リクエストを分散するために使用されます。すべてのタイル レイヤにサブドメインがあるわけではありません。タイル レイヤにサブドメインがない場合、[Web からレイヤを追加] ウィンドウにサブドメイン フィールドは表示されません。サブドメインのラベルがわからない場合、タイル レイヤのプロバイダにお問い合わせください。

  7. [タイトル] フィールドにタイル レイヤのタイトルを入力します。

    Web マップの コンテンツ ウィンドウに、入力したタイトルがタイル レイヤ名として表示されます。

  8. [クレジット] フィールドに、タイル レイヤ プロバイダの著作権情報や必須の属性情報を入力します。

    Web マップの右下にクレジットが表示されます。

  9. タイル カバレッジの範囲を設定するには、[タイル カバレッジの設定] ボタンをクリックします。

    タイル カバレッジはすべてのタイルの範囲を表します。これはオプションの設定です。範囲が設定されている場合、指定されている範囲でのみタイルが要求されます。ただし、タイルは範囲に収まるようにクリップされないため、範囲を超えている場合があります。

  10. レイヤをベースマップとして使用する場合、[ベースマップとして使用] をオンにします。
  11. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。

タイルが複数のサーバに分散している場合、レイヤのサブドメインについての情報を マップ ビューアに提供する必要があります。

KML の追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [KML ファイル] を選択します。
  5. [URL] フィールドにレイヤの Web アドレスを入力します。

    この URL はデータ プロバイダから入手します。

  6. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。

プレースマーク、ネットワーク リンク、グラウンド オーバーレイ、フォルダ、および拡張データからのフィーチャが表示されます。現時点では、その他のフィーチャ、およびベースマップとしての KML レイヤの使用はサポートされていません。詳細については、「KML について」をご参照ください。

GeoRSS の追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [GeoRSS ファイル] を選択します。
  5. [URL] フィールドにレイヤの Web アドレスを入力します。

    この URL はデータ プロバイダから入手します。

  6. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。

GeoRSS ファイルには、ポイント用、ライン用、ポリゴン用にそれぞれ 1 つずつ、合計 3 つのレイヤを含めることができます。ファイルに複数のレイヤが含まれている場合、Web マップのコンテンツには 1 つのレイヤとして表示されます。この時点でシンボルを変更したりポップアップ ウィンドウを構成したりすることはできません。

CSV の追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [CSV ファイル] を選択します。
  5. [URL] フィールドにレイヤの Web アドレスを入力します。

    この URL はデータ プロバイダから入手します。

  6. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。

*.csv または *.txt ファイルにフィーチャを保存した場合に、そのファイルに緯度経度または住所情報が含まれ、パブリックにアクセス可能な Web サイトで使用可能である場合は、そのファイルを Web 上でレイヤとして参照できます。Web マップを開くたびに、ファイルの最新データが表示されます。住所情報を含む *.csv または *.txt ファイルを Web へ追加することができますが、ファイルは Web マップ内に格納されます。Web 上の元の *.csv または *.txt を更新した場合、その内容は Web マップに反映されません。緯度経度を使用するときには、最初の 1,000 行のフィーチャがマップに表示されます。Internet Explorer 7 または 8 を使用する場合は、最初の 750 行のフィーチャが表示されます。住所を使用するときには、最初の 250 行のフィーチャが表示されます。「CSV、TXT および GPX ファイルについて」をご参照ください。

Bing Maps の追加

手順:
  1. マップ ビューアを開きます。
  2. [追加] ボタンをクリックします。
  3. [Web からレイヤを追加] を選択します。
  4. [Bing Maps] を選択します。
  5. 使用する Bing Map のタイプの道路地図、航空写真、またはハイブリッドを選択します。
  6. [レイヤの追加] ボタンをクリックします。

レイヤが Web マップに追加されます。

[Bing Maps] オプションは、管理者が Bing キーを使用してマップ ビューアを構成した場合にのみ表示されます。

5/20/2014