ArcGIS 10.2.x for Server のシステム要件
以前のバージョンの詳細については、Esri Support をご参照ください。
ArcGIS for Server でサポートされているプラットフォーム (Windows)
オペレーティング システム | OS の最下位バージョン | OS の最上位バージョン |
---|---|---|
Windows Server 2012 R2 Standard および Datacenter* | Update: April 2014** | |
Windows Server 2012 Standard および Datacenter | ||
Windows 2008 R2 Server Standard、Enterprise、および Datacenter | SP1 | |
Windows 2008 Server Standard、Enterprise、および Datacenter | SP2 | SP2 |
Windows 8.1 Pro および Enterprise* | Update: April 2014** | |
Windows 8 Pro および Enterprise | ||
Windows 7 Ultimate、Enterprise、Professional | SP1 |
*Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 は、ArcGIS 10.2.1 以降でサポートされています。
**Windows 8.1 Update:April 2014 および Windows Server 2012 R2 Update:April 2014 は、ArcGIS 10.2.2 以降でサポートされています。
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- ArcGIS Server には、64 ビットのオペレーティング システムが必要で、32 ビット オペレーティング システムはサポートされていません。
- ArcGIS for Server と一緒に Python 2.7 (64 ビット) がインストールされます。
- Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 は、基本的なテストとアプリケーション開発の用途でのみサポートされています。運用環境への配置は推奨されません。
- ArcGIS 10.2.2 より、Microsoft Windows Server 2003、2003 R2、Vista および XP はサポートされなくなりました。
ArcGIS for Server でサポートされているプラットフォーム (Linux)
オペレーティング システム | OS の最下位バージョン | OS の最上位バージョン |
---|---|---|
Red Hat Enterprise Linux Server 6 | ||
Red Hat Enterprise Linux Server 5 | Update 7 + libX11 パッチ* | |
SUSE Linux Enterprise Server 11 | SP1 |
- ArcGIS for Server は、x86_64 アーキテクチャ (64 ビット) に準拠した CPU を搭載し、サポートされている Linux のリリースを使用した Linux x86_64 上のみでサポートされています。
- ArcGIS for Server と一緒に Python 2.7 (64 ビット) がインストールされます。
- OS (バイナリ) が変更されていないことが必要です。開発者向けリリースのオペレーティング システムに製品がインストールされている場合は、サポートの対象外です。
- インストール ユーザーのファイル ハンドル制限を 65535 に設定する必要があります。
- プロセス制限を 1024 から 25059 に増やす必要があります。
Red Hat Enterprise Linux
- RHEL AS/ES の Linux パッチは、それが Web サーバーでサポートされており、Red Hat から入手されたもので、最新バージョンのカーネル/glibc に一切の変更が加えられていない場合に限り、サポートの対象となります。
- 次のパッケージ グループが必要です。
- RHEL 6 の場合: デスクトップ グループ
- X Window System パッケージ グループ
- Xvfb
- freetype
- fontconfig
- mesa-libGL
- mesa-libGLU
- RHEL 6 の場合: デスクトップ グループ
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サポートされているすべての RHEL バージョンにおいて、xorg-x11-server-Xvfb-1.17.x はサポートされていません。詳細については、技術資料「技術情報記事 13452」をご参照ください。
詳細は、Esri Support サイトの「情報技術記事 42226」をご参照ください。
RHEL 5 の場合: ベース システム グループ
- X Window System パッケージ グループ
- freetype
- fontconfig
- mesa-libGL
- mesa-libGLU
*RHEL 5 Update 7 + libX11 のパッチ情報については、Red Hat Support をご参照ください。
SUSE Linux 11
- SUSE Linux Enterprise Server の Linux パッチは、それが SUSE Linux から入手されたもので、最新バージョンのカーネル/glibc に一切の変更が加えられていない場合に限り、サポートの対象となります。
- 次のソフトウェア パッケージが必要です。
- System/X11/Utilities パッケージ グループ
- X Window システム
- freetype
- fontconfig
- mesa-libGL
- mesa-libGLU
- System/X11/Utilities パッケージ グループ
ArcGIS Server Manager でサポートされているブラウザー
- Firefox 10 以上
- Google Chrome 10 以上
- Internet Explorer 8、9、10
- Internet Explorer 7 (ArcGIS 10.2.1 以前でのみサポート)
- Internet Explorer 11 (ArcGIS 10.2.1 以降でサポート)
最適な操作性を実現するには、Firefox、Chrome、Internet Explorer 9、10、または 11 のいずれかのブラウザーで ArcGIS Server Manager を使用することをお勧めします。Internet Explorer 8 を使用すると、ArcGIS Server Manager の表示品質が低下する場合があります。
ハードウェア要件
開発環境の場合、ArcGIS Server の RAM の最小要件は 4 GB です。ArcGIS GeoEvent Extension for Server とともに ArcGIS for Server を使用する場合、RAM の最小要件は 8 GB です。これらの要件は、次の環境を持つ代表的な開発サーバーに基づいています。
- 2 つのキャッシュを使用したマップ サービス
- 1 つのダイナミック マップ サービス
- 1 つのロケーター サービス
- 1 つのジオプロセシング サービス
- ジオメトリ サービス
- PrintingTools サービス
- SQL Server Express Edition
- IIS および Web Adaptor
運用環境の場合、ArcGIS Server のユーザーおよびビジネス要件が異なるため、ハードウェアの最小要件はリストされていません。これらの要件は、ユーザーのパフォーマンスの要求とスケーラビリティを満たすハードウェア要件を決定する際に検討する必要があります。ビジネス要件を満たすサーバー インフラストラクチャの設計については、インフラストラクチャのパフォーマンスに関する注意事項と「System Design Strategies」の Wiki をご参照ください。
ArcGIS Server Amazon Machine Images のサポート
Esri で認証された ArcGIS Server Amazon Machine Images (AMI) を導入すると、Amazon Web Services (AWS) で ArcGIS for Server の画像を常時使用できるようになります。AMI では、ArcGIS for Server 構成を独自にカスタマイズすることにより、AWS で効率的かつ信頼性の高い配置を実現できます。AWS EC2 インスタンス上での ArcGIS for Server セットアップの実行は、サポートの対象になりません。認証済みの AMI を使用するユーザーだけがサポートの対象になります。
Windows での AMI のカスタマイズ
ArcGIS Server AMI のセットアップと構成に変更を加えると、AMI が認証済みの元のセットアップから逸脱することになります。その変更が Windows オペレーティング システムですでにサポートされている場合は、サポートの対象になります。サポートされていない場合、その変更はサポート対象外の変更として扱われます。
Linux (Ubuntu) での AMI のカスタマイズ
ArcGIS Server AMI for Linux は Ubuntu 上で使用することができます。Ubuntu での認証とサポートは、Esri から提供されている ArcGIS Server AMI だけが対象となります。Esri から提供されている AMI に加えた変更は、サポート対象外のシステムへの変更と見なされます。
サポートされている仮想化環境
ArcSDE を含む ArcGIS for Server のすべてのコンポーネントは、サポートされているプラットフォーム上である限り、仮想環境上の動作がサポートされています。上記の「サポートされているサーバー プラットフォーム」をご参照ください。ArcGIS for Server と一緒に、リレーショナル データベースなどのサードパーティ アプリケーションを実行する場合、そのアプリケーションが仮想化環境でもサポートされている必要があります。仮想化のサポートについては、サードパーティ ベンダーに確認してください。
仮想化環境で Esri ソフトウェアに固有の問題が発生した場合、Esri サポート サービスは、スタンドアロン コンピューターで問題の再現を試みます。スタンドアロン コンピューター上のサポートされているサーバー プラットフォームで問題を再現できない場合、Esri は、次の VM 環境での問題を除き、仮想化環境に特有の問題に対して解決策やサポートを提供しません。
- VMWare vSphere 5
詳細については、「ArcGIS for Server と仮想化」をご参照ください。